朝ドラなつぞら(5話4月5日)あらすじと感想
●柴田家・子ども部屋
夕見子:これ あげる。おやすみ。
なつ:ありがとう。
●柴田家・牛舎
なつ:おはようございます。
悠吉:おっ 元気だな。
菊介:おはよう。
剛男:おはよう。
泰樹:おはよう なつ。
なつ:はい おはようございます!
泰樹:なつ 搾乳終わったら 今日は学校へ行け。
なつ:えっ… はい。
剛男:なっちゃん いかったな。
泰樹:分かったら さっさと働け!
2人:はい!
●柴田家・居間
なつ:はあ。
富士子:はい これ弁当ね。
なつ:ありがとうございます。
富士子:勉強道具もちゃ~んとそろえといたから。
なつ:すみません。
剛男:学校 俺も一緒に行くから。
富士子:大丈夫かい?
剛男:大丈夫だよ。挨拶ぐらいできるわ。
富士子:じゃ もう一つ弁当ね。
剛男:弁当の時間まではいないよ。
富士子:あっ そっか。
夕見子:行くなら もう時間だよ 父さん。
剛男:すぐに着替えてくる。
♪
剛男:行ってきます。
3人:行ってきま~す。
富士子:行ってらっしゃ~い。
♪
なつ:行ってきま~す!
悠吉:気ぃ付けてな~!
菊介:頑張れよ!
照男:あっ 手振った。
剛男:うん。
夕見子:仲いくなったの?
なつ:はい。
夕見子:あのさ もう分かったから。無理に働かなくてもいいから。
なつ:別にに無理してないよ。夕見子ちゃんも一緒にやらない? 牛の乳搾り 面白いよ。
夕見子:絶対にやだ! 何で牛乳なんか搾らなくちゃなんないのさ。
剛男:夕見子は牛乳が嫌いなんだ。戦争から戻っても まだ直ってなかったな。
夕見子:一生 飲まんから。
なつ:あんなに牛がいるのにもったいない。
夕見子:牛なんか臭いだけだし 私にとってはな~んの役にも立たない。
なつ:えっ あんなにかわいいのに…。
(ため息)
剛男:どうした 照男? ため息なんかついて。
照男:俺はまだ 搾乳教わってないのに…。
剛男:ああ いつでも教えてやるよ。
●小学校
先生:おはよう。
生徒:おはようございます。
●校長室
剛男:今日から もう一人 よろしくお願いします。
校長:それで その子は柴田さんの養子になさるおつもりですか?
剛男:いえ あの子には 実のきょうだいがいるんです。いずれ また 一緒に暮らしたいと思ってるようです。なので 籍は入れず 名前も奥原なつのまま うちの子として育てたいと思ってます。
和子先生:ご立派ですわ。なかなかできることじゃありませんもの。
剛男:いえ… 本当にそれでいいかどうかは あの子次第です。
●教室
なつ:奥原なつです。よろしくお願いします。
和子先生:奥原なつさんは 東京から来て 今は柴田夕見子さんの家に家族として暮らしています。みんな 仲よくして下さいね。
一同:は~い。
和子先生:では 夕見子さんの隣に座って。
なつ:はい。
和子先生:はい それでは皆さん 国語の教科書を開いて下さい。この前の授業の続きです。6ページを開きましょう。広げましたか? 6ページですよ。
夕見子:はい。
なつ:ありがとう。
夕見子:いちいち いいって。
♪
大作:東京って お前の家も空襲で焼けたのか?
なつ:えっ?
実幸:天陽君とおんなじじゃないのか?
大作:それで疎開してきたんだろう?
女の子:開拓に来たんでしょ。
大作:でも うちの親は疎開者だって言ってるぞ。
なつ:私も空襲で家が焼けたのは同じです。それで親を亡くして孤児院にいました。
さち:孤児院?
実幸:東京で?
なつ:はい。その前は… 浮浪児でした。
大作:ふろうじ?
実幸:家がなくて 外で暮らしてる子どもだべ。東京には そういう子どもが街にたくさんいるんだって。野良犬みたいに暮らしてて バイ菌とは怖~い病気 いっぱい持ってるって。
一同:ええっ!
夕見子:ちょっと いいかげんなこと言わないでよ!
なつ:病気で死んだ子はいっぱいいました。
一同:ええっ!
夕見子:あんたまで言わないでよ!
なつ:私は夕見子ちゃんのお父さんに助けられました。赤の他人なのに 助けてくれたんです。それで北海道に来たんです。
さち:夕見子ちゃんのお父さん 偉いね。
大介:だけど こいつが病気だったら どうすんだよ!
夕見子:ちょっと!
大介:病気じゃないって 証拠見せろよ。
なつ:証拠?
大介:野良犬が病気かどうかなんて ちょっと見ただけじゃ分かんねえだろ。
なつ:フフフフ…。
夕見子:ちょっと 何で笑うのさ!
天陽:病気だったら とっくにその子は死んでるよ。東京から北海道までって どれくらい離れてると思ってんだ。
大介:そっか…。
●柴田家の畑
剛男:ただいま。
富士子:お帰り。どうだった?
剛男:大丈夫だよ あの子は賢いから すぐに慣れるよ。
富士子:あとは 私らが本当にあの子の親になれるかどうかだね。
剛男:そだな。
●教室
(ベル)
なつ:うわ~ うまい! さっきはありがとう。
天陽:あっ 別に。
なつ:それ あなたんちの馬?
天陽:うん 死んじゃったけどね。
なつ:死んじゃったの?
天陽:買ったけど もう死ぬ年だったんだ。だまされたんだ。
なつ:でも 生きてるみたい。
天陽:絵では生きているようにしなくちゃ。思い出すことにならないだろ。大好きだったんだ この馬…。
なつ:フフフ。
●学校からの帰り道
夕見子:ねえ 何で怒らないの?
なつ:怒る?
夕見子:嫌なこと言われたら 怒ればいいじゃない。遠慮したって 誰もあんたのこと いい子なんて思わないよ。
なつ:別に… いい子じゃないよ 私は。
夕見子:ほら そういうとこ。もっと言い返せばいいじゃない。
なつ:言い返してるでしょ?
夕見子:言い返してないよ。
なつ:何て言えばいいの?
夕見子:そんなことは自分で考えなよ。
なつ:難しいなあ…。
夕見子:あんたは野良犬? 病気なんか持ってないでしょ?
なつ:分からない。
夕見子:えっ 分からないの?
なつ:孤児院のお医者さんは 大丈夫だって。
夕見子:そしたら大丈夫さ。したら もっと怒りなよ。
なつ:浮浪児だったのは本当だし…。
夕見子:それは あんたのせいじゃないしょや。
なつ:怒らないでよ。
夕見子:あんたが怒んないからさ。
●柴田家の軒先
正治:では これ…。
なつ:あっ!
富士子:お帰んなさい。どうしたの?
なつ:あの…。
正治:それじゃ。
富士子:ご苦労さま。
なつ:手紙… 来てませんか?
富士子:なっちゃんに?
なつ:はい。
富士子:うん… 来てないわ。
夕見子:ただいま。 どうしたの?
富士子:お帰んなさい。なっちゃん 学校どうだった?
♪
なつ:すいません!
正治:何?
なつ:すみません あの… 手紙はどうやって出したらいいんですか?
正治:手紙? 君が出したいの?
なつ:はい。
正治:どこに出すの?
なつ:東京の家族です。どうやって出したらいいですか?
正治:それなら おじさんが出してあげるよ。明日でいいかな? 受け取りに来るよ。
なつ:いくらですか?
正治:えっ…。
♪
富士子:なっちゃん 手紙待ってたの?
なつ:すみません。
富士子:謝らなくていいの。もしかして 東京にいるお兄さんからかい?
なつ:はい。
富士子:なっちゃんの方からは 手紙出さないの?
なつ:あの… おばさん お願いします。手紙を出す10銭 貸してもらえませんか?
富士子:何さ それ! そんなことはいいから。なっちゃん。なっちゃんは今 この家で暮らしてるけど なっちゃんはなっちゃんでしょ!東京にいるお兄さんだって親戚の家にいる妹さんだって なっちゃんにとっては大事な家族でしょ。そういう気持ちを隠す必要はないの。そういうなっちゃんをおじさんもおばさんもここで育てたいの。分かる?なっちゃんは 自分の思ってることを素直に言えばいいのよ。いくらでも手紙を出しなさい。書きなさい。謝らないで。お金のことなんて気にしないで。
なつ:はい ありがとうございます。
なつは久しぶりに 亡くなった父の手紙を開けました。そこには一枚の懐かしい家族の絵がありました。
なつ:お兄ちゃん どうして手紙をくれないの?
なつよ 本当の家族が恋しくなったのか…。
昨日今日と、泣かせるセリフが多くて「ふ~じこちゃ~ん」と軽く呼べない富士子さんに泰樹じいさん。おのおの方、心して視聴いたしましょう。
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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。
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