なつぞら(7話4月8日)警察の狩り込みで孤児院に保護されたなつの過去

朝ドラなつぞら(7話4月8日)あらすじと感想

なつは戦争で父親と母親を亡くし 孤児となりました。ある日 父の戦友だった人に北海道の十勝へ連れてこられました。そこにいたのは北の大地で暮らす開拓者の家族でした。

なつ:私をここで働かせて下さい。

泰樹:その方がその子もここにいやすいと言っとるんだべ。

剛男:言ってませんよ。

なつ:言ってます!

泰樹:言ってるんでないか。

富士子:いいから なっちゃん。

泰樹:それでこそ赤の他人じゃ。明日から夜明けともに起きて働け。

なつ:おはようございます。

泰樹:お前は堂々としてろ。堂々とここで生きろ。

昭和30年(1955年)8月

なつ:信さん…。

なつ:昔 この道を走って逃げたことがあるんだわ。

信哉:逃げた? なっちゃんが?

なつ:そう。まだここに来たばっかりの頃だった。

信哉:どうして? ここにいるのがつらかったのか?

なつ:どうしても お兄ちゃんに会いたくなって。

昭和21年(1946年)6月

なつ:そようなら…。

なつは柴田家を後にしたのです。

●柴田家の畑

(鳴き声)

富士子:おはよう!

菊介:あっ おはようございます!

悠吉:富士子ちゃん 今日もおきれいで。

富士子:知ってる。

悠吉:アッハハハハ…。

富士子:ちょっと! なっちゃん いつまで働かせてるの?

剛男:えっ?

富士子:学校に遅れちゃうでしょ。なっちゃん どこ?

剛男:今朝はなっちゃん 寝坊してんだろ?

富士子:ええっ? 何言ってんの! とっくに起きてるでしょ。

剛男:どういうこと?

富士子:えっ どういうこと?

●柴田家

剛男:なっちゃんのかばんがない! ほら あの… 東京から持ってきたやつ!

富士子:だから どういうこと?

剛男:だから 知らないよ!

泰樹:おい いないのか?

剛男:だから いない…。何か あったんでしょうか。

泰樹:知らん。

富士子:別に何もなかったわよ。昨日だって 普通にね…。あっ! 夕見子が何か昨日 変なこと言ってた。

剛男:変なこと?

富士子:ほら 明美にあの子が何かしたって。本当かい?

夕見子:本当だよ。

剛男:何してたんだ?

夕見子:だから 明美を泣かしてたのよ。

剛男:泣かしてた? 何かの間違いだろ。明美 なつお姉ちゃんに何かされたのか?

(泣き声)

剛男:ほら 明美は何でもないのに すぐ泣くじゃないか。

夕見子:あの子 分かんない!学校でも何言われたって怒んないし 何考えてんのか さっぱり分かんない!

泰樹:東京か。

剛男:えっ?

泰樹:東京に行ったのかもしれん。

富士子:東京に一人で?

剛男:まさか…。

なつは なんとか帯広に着きました。だけど一文無しです。食べるものも 東京へ行く切符を買うお金もありません。なつはそれを稼ぐつもりでした。

<この時 私はあの浮浪児であふれた上野の街を思い出していました>

●上野

警察官:運べ。

咲太郎:おい なつ 千遥 出かけるぞ。

なつ:お兄ちゃん!

千遥:お兄ちゃん!

咲太郎:行こうか。

こどもたち:うわっ 米兵さんだ! ギブ ミー チョコレート!

なつ:チョコ チョコ チョコ チョコ…!

進駐軍:チョコレート トゥ ユー。オーケー。

千遥:サンキュー。

咲太郎:「♪俺は村中で一番 モボだと言われた男 うぬぼれのぼせて得意顔 東京は銀座へと来た。そもそもそのときのスタイル」

進駐軍:オ~! ジャパニーズ チャップリン! エノケン!

咲太郎:「♪青シャツに真っ赤なネクタイ 山高シャッポにロイド眼鏡 ダブダブなセーラーのズボン」

観衆:いいぞ いいぞ!

<兄の咲太郎は 時々こうやって アメリカ人と仲よくなって すてきなものをたくさん買い込んできました。それを闇市の店に売って お金を増やすのです>

咲太郎:こうやって 金をためていけば いつかまた 父ちゃんと母ちゃんの店が建てられるぞ なつ。

なつ:本当?

咲太郎:ああ。きっと 兄ちゃんが建ててみせる。また そこで千遥となつと3人で暮らそう。兄ちゃんが必ず父ちゃんの店を継ぐから。

なつ:うん…。

咲太郎:あっ ハハ… 信も一緒に暮らそうな。

信哉:いいよ 僕は。家族じゃないし。

なつ:ダメよ! 信さんも一緒じゃないと。

千遥:一緒がいい!

信哉:ありがとう。

咲太郎:お前はもう俺たちの家族だろ。水くさいこと言うなよ。

信哉:ハハッ 何だよ 最初は忘れてたくせに。

咲太郎:ごめんって…。

(魚が跳ねる音)

咲太郎:おっ 来た!

なつ:お~!

咲太郎:お~!

信哉:すげえ!

咲太郎:鯉だ! 鯉!

なつ:鯉 久しぶりだね! お~… ハハッ…。

信哉:よいしょ…。

咲太郎:あっ そうだ なつ いいもん買ってきたんだ。

なつ:えっ?

咲太郎:はい。アメリカ製の靴墨だ。これがあればもっと客が来るぞ。悪いけど もう少しの辛抱だ。これで頑張ってくれ。

なつ:大丈夫。私 靴磨きは得意だから。任しといて! 千遥 一緒に頑張ろうね。

千遥:うん!

咲太郎:ありがとう。

信哉:頑張れよ。

なつ:うん。

<私たちは ささやかだけど 幸せを感じることができたのです。あの日までは…>

子ども:狩り込みだ! 狩り込みだ! 狩り込みだ~!

警察官:全員 そのまま動くな! これから諸君を保護する。

咲太郎:信 狩り込みだ! なつを頼む!

信哉:分かった! 行くよ なっちゃん。

咲太郎:うわっ…!

(子どもたちの叫び声)

信哉:なっちゃん 俺だ出て引き付けるから その間に逃げろ。

なつ:嫌だよ! 信さんも一緒に行こうよ!

信哉:俺は必ずなっちゃんに会いに行くよ。どこにいても必ず見つける。またね。

なつ:信さん!

信哉:放せ 放せ…!

なつ:信さん!

警察官:止まりなさい! 待ちなさい!

<その日から また私たちの人生は一変したのです>

なつ:放せ!

●帯広の闇市

進駐軍:サンキュー。

なつ:サンキュー! アイ ラブ アメリカン! シューシャイン! いらっしゃい!

警察官:一人かい?どっから来たの? ちょっとおいで。

なつ:あっ!

警察官:いいから おいで。

剛男:どうしたんです?

泰樹:いや…。

●菓子屋「雪月」

泰樹:おい いるか?

とよ:おいって 何さ~。あれっ もしかして あんた富士子さん?

富士子:はっ?

とよ:あなたが婿の…剛男さん? 今度こそ柴田さんのご家族?

富士子:今度こそ? はい こんにちは。

泰樹:そんなことはどうだっていいから なつはいるか?

とよ:なつ?

泰樹:こないだ来た あの子だ。

とよ:ああ… あの子がどうかしたの?

富士子:いなくなったんです。

とよ:えっ!

泰樹:なつはここには来てないのか。

●帯広警察署

警察官:どっから来たの?

なつ:東京です。

警察官:と… 東京!? 誰と来たの?

なつ:一人です。

警察官:分かんないもね。それがどうして帯広に来たんか?そこ黙ってちゃ分かんねえべさ。

なつ:お願いします。私を東京に戻して下さい。

警察官:えっ?

なつ:私を東京に戻して下さい!お願いです!

警察官:東京には誰がいる?

なつ:家族です。お兄ちゃんがいます。

警察官:東京のどこにさ?

なつ:浅草の孤児院です。

警察官:孤児院?

●菓子屋「雪月」

とよ:ここで アイスクリーム食べた あの子が…。

雪之助:いなくなったんかい?

富士子:アイスクリーム? 父がここに連れてきたんですか?

雪之助:うん… いつも柴田さんには ごひいきになってます。

剛男:お義父さんがアイスクリームをなっちゃんい?

富士子:何で言わないの?

回想なつ:おいしいです!

回想泰樹:うちのもんにはないしょだぞ。

回想なつ:はい。

とよ:それなのに いなくなったんかい。恩知らずだねえ。

剛男:いえ その前にさんざん働かされてきたんで。

泰樹:わしのせいだって言うのか?

剛男:あっ いえ…。

とよ:どういう子なんだい? あの子は。

剛男:私の亡くなった戦友の子なんです。東京の孤児院から引き取って 連れてきたんです。私の責任なんです。

妙子:あの~ 警察は?

富士子:えっ?

妙子:家出なら 警察に保護されてるかもしれないでしょ。

富士子:そうよ!

剛男:お義父さん!

●帯広警察署

警察官:とりあえず 今晩は こっちで保護するからね。女の子が一人でマーケットになんかいたら… うん? 物騒だべさ。

なつ:あの…。

警察官:えっ?

なつ:すみません… お便所貸して下さい。

警察官:お~… 大丈夫か? 急ぐべ 急ぐべ…。

なつ咲太郎千遥に信哉たちの過酷な状況。子どもだけで生きるというのがどんだけしんどいことかと、平和ボケを恥じる月曜の朝です。頑張りましょう。

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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。

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