朝ドラなつぞら(9話4月10日)あらすじと感想
●十勝川の川べり
泰樹:なつ~!
照男:なっちゃん!
剛男:なっちゃん!
夕見子:なっちゃん!
泰樹:なつ~!
剛男:なっちゃん! どうしたの?
富士子:私… 自身がない。
剛男:えっ?
富士子:あの子の親になる自信が。あの子 他人の家族の中にいたら いつまでたっても自分の家族を失った悲しみが癒えない。やっぱりお兄さんたちといるのが一番なんだわ。
剛男:とにかく 今はあの子を見つけることだけを考えなくちゃ。
富士子:そだね。
泰樹:なつ~!
剛男:なっちゃん!
富士子:なっちゃ~ん!
♪
なつ:「咲太郎 なつ 千遥 お父さんは今 遠い戦地にいる。大好きなお母さんと離れて 何よりも大事なお前たちとも離れて…」。
「お前たちを守るために戦っているんだ。だけど本当は毎日 お前たちに会いたくて戦争を恨んでいる。チクショー… バカヤロー。早くお前たちのところに帰らせろって そう思いながら父さんはいつだってお前たちのことを思って お前たちと一緒にいるんだ。そしてこの手紙を受け取った時には もうこの世にはいない」。
「だけど 今でも一緒にいる。だから悲しむな。やっと父さんはお前たちのそばに戻れたんだ。今 一緒にいるんだ…」。
「一緒にまた浅草に行こう。一緒に神田祭にも行こう。うちは商売をしていたから お祭りにみんなで行くなんてなかったものな。これからはいつも一緒だ。
♪ 夕暮れに仰ぎ見る輝く青空 日が暮れて巡るは わが家の細道 せまいながらも楽しいわが家 愛の幻影のさすところ 恋しい家こそ私の青空 恋しい家こそ私の青空
<私は 起きたまま夢を見ました。それは自分の想像力で描いた最初の夢だったかもしれません>
泰樹:なつ!
剛男:なっちゃん。
富士子:なっちゃん。
(泣き声)
剛男:なっちゃん…。
なつ:どうして… どうして私には家族がいないの…。どうして いないの…! どうして どうして 私には家族がいないの…!
泰樹:もっと怒れ。怒ればいい。
なつ:バカヤロー! チクショー! バカヤロー…。
泰樹:お前にはもう そばに家族はおらん。だが わしらがおる。一緒に おる。
なつ:おじいさん おじいさん…!
♪
なつ:おじさん おばさん 皆さん ごめんなさい。
富士子:もう 本当にバカなんだから! 今度 黙っていなくなったら絶対に許さないからね!分かった?
なつ:はい。
富士子:よし。はい。はい。帰ろう。
●和菓子屋「雪月」
剛男:うまい!
雪之助:そうかい。
剛男:はい。この瞬間 私は戦争が終わったと実感しました。
雪之助:そんなこと思ってくれんのかい。お菓子一つで?
剛男:はい。平和の味がします。
とよ:な~るほど。あんたがこのじいさんと気が合わねえことは実感したわ。
剛男:えっ?
泰樹:四の五の言わず 食え。
剛男:ああ…。
とよ:ほらね。
(笑い声)
富士子:何よ「四の五の言わずに」って。なっちゃん これからは おじいさんのことは何でも私に教えてちょうだい。おじいさんはね 甘いものを食べる時と 人に甘いことをする時は隠したがるのよ。
泰樹:うるさい もう…。
とよ:いかったね。あんたのこと よ~く分かってくれる娘さんがいて。
泰樹:あんたが一番うるさい!
とよ:アハハハハハ…。
なつ:あっ 夕見子ちゃんが牛乳食べてる!
夕見子:ん?
なつ:それ 牛乳だよ。牛乳から出来てるんだよ。
夕見子:だ…だけど これは牛乳じゃないでしょ? アイスクリームでしょ?全然違うものじゃない。
剛男:いいや 牛乳は牛乳だよ。夕見子もこうすれば 牛乳を頂けるということだ。
富士子:そだね。こういうものを作って売れば 牛乳はもっとたくさんの人に喜ばれるってことよね。
妙子:あら 奥さん それはうちの商売ですから。
富士子:あら そうね。
妙子:はい。甘いものは うちに任せて下さいね。
雪之助:しかし これからのお菓子には ますます牛乳は欠かせないもんになんだろうね。牛乳の方は よろしくお願いします。
雪次郎:よし 僕が由美子ちゃんのために おいしい牛乳のお菓子をたくさん作るよ!
夕見子:いらないわよ 別に。
照男:じいちゃん 俺にも搾乳 教えて下さい!
剛男:何だよ 急に。
泰樹:いいだろう。ついでに夕見子もやるか?
夕見子:絶対にやだ! 私を巻き込んだら 家出するから。
富士子:なんてこと言うの!
(笑い声)
こうして なつにとって その日は夢のような一日になりました。なつよ 私は約束どおり 今もお前と一緒にいるよ。
●柴田牧場・牛舎
菊介:いかった いかった とにかく無事で。
悠吉:おやっさんが 搾乳の時間にこの牛舎を空けるなんて めったにないことだ。それがどういうことか分かるべ なっちゃん?
なつ:悠吉さん 菊介さん 心配かけてごめんなさい。
悠吉:なんもだ。
菊介:俺たちは仲間だべ。
(鳴き声)
なつ:はい。
泰樹:何もないけど 飯食ってってくれや。
悠吉:ああ…。
♪
なつ:ただいま!ごめんね。私が大丈夫なら きっとお兄ちゃんも千遥も大丈夫。そうよね? そう思うでしょ? だから大丈夫。私はここにいる。いてもいいよね?
泰樹:なつ。
なつ:はい。
泰樹:ちょっと来てみろ。
♪
泰樹:泰樹:ハハハハ…。
なつ:これは 何?
泰樹:わしの夢じゃ。バターチャーンだ。
なつ:バターチャーン?
泰樹:牛乳からバターを作る道具じゃ。日本一の… いや いや いや… 世界一のバターを作るんじゃ。
なつ:世界一のバター!?
ナレのウッチャンがなつの死んだ父さんだったとは… その想いに涙腺崩壊です。
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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。
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