なつぞら(96話7月20日)大沢麻子が結婚を機にアニメーターを辞める決断

NHK連続テレビ小説

なつぞら(96話7月20日)

●東洋動画録音スタジオ

なつたちの短編映画がようやく完成に向かい 声を吹き込むアフレコの時を迎えました。

坂場:それじゃ よろしくお願いします。

短編映画「ヘンゼルとグレーテル」アフレコ開始

魔女:「私がお前たちを食べるって? そんなことはしないさ グレーテル。これからお前たちを森のお城に連れていくんだよ」

グレーテル:「お城に?」

魔女:「そう。お城には森の主がいて この森が平和なのは その王様がいてくれるからなんだよ。ありがたいことに ヘンゼルはその王様のために働けるんだ。よかったね」

グレーテル:「嫌! そんなことは絶対にさせないわ!」

魔女:「いいからさっさとヘンゼルを連れておいで!」

魔女::「ヒェ~!何をするんだい おやめ! おやめって!」

グレーテル:「さあ こっちよ!」

ヘンゼル:「うん!」

グレーテル:「ヘンゼル 今よ!」

ヘンゼル「グレーテル 逃げよう!」

魔女:「そうはさせないよ!」

ヘンゼル:「うわ~!」

グレーテル:「ヘンゼル!」

ヘンゼル:「グレーテル!」

(オオカミのうなり声)

悪魔:「ハハハハ さあ食え!」腹を満たせ!闇のオオカミたちよ!」

グレーテル「うっ… うっ…」

魔女:「おや!」

グレーテル:「うっ… ああ~! うっ… うっ…」

魔女:「全く なんて子だい! あの子は何があっても諦めない気か」

グレーテル:「うっ… えい! ヘンゼル!」

ヘンゼル:「グレーテル!」

(オオカミのうなり声)

魔女:「えっ… えい! さあ おゆき!」

悪魔:魔女め 裏切ったな!」

ヘンゼル グレーテル:「はあ はあ はあ はあ…」

(オオカミの鳴き声)

グレーテル:「あっ!」

ヘンゼル:「大丈夫か!?」

グレーテル:「うん」

ヘンゼル;「行こう!」

グレーテル:「うん!」

ヘンゼル グレーテル:「はあ はあ はあ はあ…」

(オオカミの鳴き声)

ヘンゼル グレーテル:「はあ はあ はあ はあ…」

グレーテル:「ありがとう」

短編映画「ヘンゼルとグレーテル」アフレコ終了

坂場:大丈夫ですね…。はい オッケーです。

一同:お疲れさまでした!

雪次郎:お疲れさまでした。

蘭子:ありがとう。どうだった?

雪次郎:まるで魔女に蘭子さんが乗り移ってるみたいでした。

蘭子:そう。私の演じた魔女は とてもいいキャラクターね。気持ちが自然と入ったのよ。絵もチャーミングだし とても好きだわ。

雪次郎:はい。

麻子:ありがとうございます。

雪次郎:あっ…。

麻子:あっ すいません。

なつ:魔女はほとんど このマコさんが考えて描いたんです。

麻子:本名は麻子です。大沢麻子と申します。

蘭子:そう… 魔女には大沢麻子さんの魂が込められていたのね。

麻子:はい…。

●東洋動画・階段

なつ:イッキュウさん。仲さん 何か言ってましたか?

坂場:いや 何も。

なつ:きっと 大丈夫ですよね?

坂場:あなたは大丈夫ですか?

なつ:えっ?

坂場:これで満足してますか?

なつ:してません。もっと イッキュウさんと作りたいです。

坂場:それなら 私と同じです。

短編映画を作り終えて なつたちはしばしの休息を味わいました。

●森のハイキング

堀内たち:はいはいはい イッキュウさん ああ…!

下山:ちょっと まあ… ドンマイ ドンマイ! ドンマイ!

坂場:やっぱり僕は抜けます。

麻子:ダメよ! できるまで何度でもやるの!

坂場:無理です!

麻子:あんたね 人にはさんぜん何度も描かせといて 自分は簡単に諦めるわけ!?

茜:いや そんな真剣に怒らなくても…。

麻子:何でも 真剣にやらないと身につかないわよ。

なつ:とにかく 頑張りましょう!

下山:はい! マコちゃん!

麻子:はい!

あ~!

イッキュウさん!

なつ:はい!

ナイス~!

なつ:イッキュウさん お握り食べませんか?

坂場:ありがとうございます。それじゃ 僕のパンをあげましょう。

なつ:ありがとうございます。

桃代:あっ… お握りは落とさないで下さいね。

なつ:モモッチ!

桃代:フフフ… 冗談でしょ。

なつ:冗談が通じるような相手じゃないでしょ。

桃代:そっか。

坂場:通じますよ。僕だって冗談は好きです。

なつ:えっ そうでした?

麻子:なっちゃんこと 冗談と真面目の境目がない人だもんね。

なつ:マコさん!

麻子:何よ 文句ある?

なつ:今 なっちゃんって呼んでくれました?

麻子:えっ?

なつ:マコさんに初めて なっちゃんって呼んでもらいました!

麻子:初めて? そうだった?

なつ:何か うれしい!

麻子:泣くことないでしょう!

(笑い声)

下山:よかった よかった。今度の短編でみんなの気持ちがぐっと近づいたってことだ。ね。

神地:あっ 茜ちゃん ちょっと それ頂戴。

茜:あっ ちょっと…! あんたは最初から近すぎなの。

堀内:ずうずうしいんだよ。

神地:分かりました。

茜:あげないとは言ってないでしょ。

神地:えっ!

茜:はい。

神地:あっ… 頂きます!

ここに 作画をする前に来たかったですね。

下山:その余裕があればね。

なつ:ハハハ…。

坂場:今度作る時には 必ずこういうことをやりましょう。

なつ:はい。

なつ:マコさん どうしたんですか? 何か見つけました?

麻子:見つけた。

なつ:えっ 何を?

麻子:私… 結婚するの。やっと白馬に乗った王子様を見つけました!

茜:マコさん ちょっとよく分かんないんですけど…。

麻子:学生の時につきあってた人がいて 彼は一人前の建築家を目指してて今度 イタリアに行くことになって…。それでプロポーズされて別れるべきか悩んだんだけど この作品をやって やっとふんぎりがつきました。

なつ:えっ それは… アニメーターを辞めるってことですか?

麻子:そうよ。

なつ:それはないですよ マコさん!

麻子:だから私はこの作品を絶対に成功させたかったの。成功させて私にはこれしかないってそう自分に思えたら 彼と別れることも決心がつくかなと思った…。けど 実際は反対だった…。仕事に満足したから結婚してもいいと思えたの。

なつ:マコさん…。

麻子:この先 私がもっと何を作るためにはここで立ち止まることも大事なのかなって思えたの。なっちゃんやイッキュウさんと比べると 私には何か足りないような気がして。それが悔しくてね。

なつ:そんなことないです! マコさんのようには私はまだ描けません。

麻子:楽しめないのよ。あなたのようには まだ。それがどうしてなのか… 才能なのか 迷いなのか ここで一旦立ち止まって考えてみたくなったの。

坂場:あなたは いいアニメーターです。少なくとも 日本には あなたのようなアニメーターは まだ そういないと思います。

麻子:ありがとう…。そうやって冷静に言われるとかえってうれしい。

なつ:マコさん 必ずまた戻ってきて下さい!

麻子:また戻ってきたくなるような 羨ましくなるような もっとすごい漫画映画を これから作ってよね なっちゃん。

なつ:分かりました。

神地:俺も頑張ります!

茜:あなたはいいの。

神地:何で?

茜:あなたが言うと ちょっと嫌みに感じちゃうの。

神地:嫌み?

麻子:でも みんな 勘違いしないでよね。私はもっと幸せになるんだから。安月給のアニメーター暮らしとは おさらばできるんだから。

桃代:羨ましい!

なつ:モモッチ…。

麻子:でしょ。

桃代:はい…。

堀内:下山さん 何描いてるんですか?

下山:マコちゃんとみんなの この幸せな瞬間を描いてんだ。忘れないように。

神地:じゃ みんなで集まって描いてもらいましょう。

木漏れ日の降り注ぐ平和な森で なつは新たな誓いを立てました。自分は一生 アニメーターを続けていたいと。

下山:笑顔で 笑顔で。

ああ なつよ これからも好きな仲間と思いのままに生きよ。こら! まだまだ終わらせるなよ。来週に続けよ。

●感想
大沢麻子さん、寿退社ということでめでたく退場。確かに今日が「完」でもおかしくない展開。

さて来週以降、お茶の間のおじちゃんおばちゃんが、かぶりつきたくなるような話が待っているのか否か?

一抹の不安を覚えながらも期待して、良い週末をお過ごし下さいませ。

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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。

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