スカーレット(1話9月30日)昭和22年春、信楽に借金から逃げてきた川原家

NHK連続テレビ小説

朝ドラ101作品「スカーレット」初回1話、「クソッタレ!」が何度も登場し、キーボード入力の難しさよ。

返す返す、関西弁専門の文字変換機が欲しいところです。で、川原喜美子(川島夕空)ちゃん、元気があってナイス&義母ムスの照子(横溝菜帆)ちゃんも、相変わらずの目力。

戸田恵梨香さんが登場する第2週の半ばまで、この子役さんたちに頑張っていただきましょう。

「スカーレット」1話9月30日

●窯場

マツ:火事やぁ 火事やぁ~! 火 消すでぇ~!

喜美子:消したらあかん! 水より薪や! もっと燃やす! もっともっと 火 たくんや!

●琵琶湖

喜美子:海やぁ~!

直子:海やぁ~!

喜美子:海やぁ~!

常治:海やぁ~!

昭和22年 長く苦しかった戦争が終わって 1年と八ヶ月のある春の日。

常治:おいおいおい。

喜美子:海やぁ~!

常治:海や! …って ここ 海ちゃうで。

喜美子:えっ!? 今 海言うたやん。

常治:ハハッ 湖や 湖。

喜美子:湖? こな大きな?

常治:ああ。よう見とけ こっちの心も大きなんでぇ。

喜美子:心が? 大きいなるん?

常治:ああ。琵琶湖いうてな 何ちゅうたかて 日本一の湖やからな!

喜美子:日本一かぁ!

常治:ああ。お~い! お~い!

喜美子:お~い! お~い!

この子の名前は川原喜美子。女性陶芸家の道を切り開くことになります。喜美子の物語が今 始まります。

主題歌「フレア」


涙が降れば きっと消えてしまう

揺らぐ残り火 どうかここにいて

私を創る 出会いもサヨナラも

日々 恋をして 胸を焦がしたい

いたずらな空にも 悔やんでいられない

ほら 笑うのよ 赤い太陽のように

いつの日も雨に負けるもんか

今日の日も 涙に負けるもんか

やさしい風に吹かれて

炎は再び舞い上がる

●滋賀・信楽

喜美子:おっ タヌキや!おったで!

常治:おう!

喜美ちゃんの家族は 空襲で何もかも失い 戦後 手を出した商売にも失敗し 住み慣れた大阪を後にしました。そして お父さんの知り合いを頼って 信楽まで来たのです。

喜美子:桜やぁ~。

常治:休もうか。

マツ:はい。

喜美子:10時間もかかれへんかったな。

常治:10時間なんて 誰が言うた。

喜美子:言うたやん…。

常治:言うてへんわ!

喜美子:言うた!

常治:言うてへんわ!

喜美子:言うたよ~!

大野:班長殿~! 班長殿!

常治:おお! アッハッハッハ。

大野:お迎えに来ました!

常治:班長殿? やめえ その言い方。

大野:ええ?

常治:戦争中ちゃうで。ジョーでええ言うたやん。

大野:ジョーさん…。

常治:アッハッハッハ…。おう マツ 大野さんや。

マツ:初めまして。お世話になります。

大野:初めまして。

マツ:直子に百合子 喜美子です。

大野:こんにちは。

喜美子:こんにちは。初めまして。

直子:こんにちは!

大野:こんにちは。ほな 生きましょか。

常治:ああ。行くで!

●川原家の借家前

喜美子:分かってる! 今やるでぇ! よっ! 今日からここに越してきた川原喜美子いう。何や。何や 何や?

少年たち:♪紙芝居 紙芝居 拍子木たたいてちょんちょん

次郎:ほこの神社に 紙芝居 来るどお。うん? 誰や お前。うわっ 臭っ!クソしとる~!汚え~! 汚え! クソッタレや~! クソッタレ!

少年たち:クソッタレ クソッタレ クソッタレ…!

●川原家

喜美子:早う!

マツ:どないしたん!? なに 慌ててんのん?

(泣き声)

マツ:あっ 臭っ! あっ どこ行くのん!?

常治:何や どこ行った!?

大野:うん? どないしたん?

陽子:さあ?

(百合子の泣き声)

大野:あら…。

マツ:あっ また出てった。

喜美子:どこ行った! あっちか? なにがクソッタレじゃ! この~!

陽子:女の子やのに 顔を傷つけるやなんてひどいわ。

マツ:すんません。

陽子:うち 雑貨屋やさけ 何やかんや置いてあるんやし。はい どうぞ。ぜ~んぶ お米や! 喜美ちゃんも遠慮せんと 食べやいさ。

喜美子:頂きます! ほんま お米や 真っ白や!

マツ:すんません 何から何まで…。

大野:ジョーさん ジョーさん! 相手 分かりましたで!

常治:おう!

大野:やっぱり せがれが見とりましたわ。

常治:ほんまかい?

陽子:信作! あんた 何で止めへんかったん?

大野:あの坂 下りたとこの 黒岩さんちの子やて。何や クソッタレ クソッタレ言うてやな 向こうから先に からかってきよったそうですわ。

常治:クソッタレ…。

大野:あっ ちょっ… ジョーさん!?

常治:何がクソッタレじゃ このガキ~!

●黒岩家

常治:かわいいかわいい うちの娘によう でっかい傷つけてくれましたなぁ。

富子:でっかい傷…。

常治:お宅の息子さんにやられて もうボロボロですわぁ。

富子:次郎 謝り! 次郎! 謝り! せや これ お宅の娘さんのやし。

●川原家

常治:アホんだらぁ!引っ越し早々 男とやり合う女子がおるか! しかも こんなん使うて やり過ぎや! ひきょうやろ! ええか? もう二度とケンカはあかん。ケンカ禁止や! 何を言われても何をされても黙ってじ~っと耐えとけぇ!

喜美子:そんなん…。

常治:口答えすな! はよ寝え!

マツ:これ…。

陽子:えっ? お金は落ち着いてからでええのに…。

マツ:いえいえ 受け取って下さい。こんな広い家 ほんまは もっと払わなならんとこ…。

陽子:どうせ手放す話があったんよ。古うて 逆に申し訳ないわ。

マツ:いや 家だけやありません。仕事の世話も戦友やいうだけで。

陽子:ただの戦友やないんよ。聞いてへんの?

常治:封筒… あれ 封筒は?

マツ:お金入った封筒やったら 大野さんの奥さんに渡しました。渡す 言うてはったやろ? 

常治:ほな もう金ないで? すっからかんや。

マツ:あらぁ。

喜美子:直子 また泣きやった。

直子:怖い 怖い…。

常治:直子… ほら。怖ない 怖ない。

喜美ちゃんの妹は 空襲の時 とても怖い思いをしました。今でもまだ時折 思い出しては泣くのです。

常治:ほれ。うん? 

マツ:もうな 怖いもんは飛んでけえへん。もう逃げんでええねんよ。

常治:ああ。もう戦争は終わった なっ。もう二度とけえへんわ。これからはな 楽しいことばっかり考えたらええねん。ねっ うん?

喜美子:借金は?

常治:楽しいことだけ考え。なっ?

喜美子:借金は終わってへんねんやろ?

常治:嫌なことはな 全部忘れたらええで。なあ。

マツ:喜美子。お父ちゃんは 大野さんの命の恩人なんやて。

喜美子:えっ?

マツ:負傷した大野さん おんぶして 何十キロもの道 歩いて助けてくれた。いつか必ず恩返ししよう そう思うてくれてはったんやて。

喜美子:そうなん?

マツ:借金の話は話で またこっからやり直したらええねん。

喜美子:はい。

常治:きれいな月やのう…。

喜美子:きれいな月やのう。

マツ:きれいやねえ…。

喜美子:お酒!? お金 全部お酒に換えたん? どないすんの!

常治:お母ちゃんの着物 残っとったさかい 大阪まで行って 高う売ってくる。

喜美子:大阪まで行くのん! 1人で行くのん!? 

常治:やかましな もう。お前も学校行きぃ。

喜美子:頼むで!? すっからかんやで 高う売ってきてや!

常治:分かってる… やかましな もう。

喜美子:ほんま 頼むで! 頼むでぇ~!

●信楽小学校

照子:よそもんに やられたんけ? 川原喜美子…。

●小学校へ通学途中

喜美子:おはよう タヌキ!

信作:よそもんは タヌキに化かされるで。伊賀のばあちゃんが言うてやった。

喜美子:そら おもろいな。化かせるもんなら化かしてみぃ。とって食うたる。

信作:タヌキ 食うんけ!?

喜美子:あんた よう見たら… タヌキみたいな顔してるな? アハハハ…。アホちゃうか? ほんまもんのタヌキやぁ~! どこ行った…? 誰や!?

●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。

「スカーレット」ネタバレあらすじを最終回まで!出演者キャスト一覧有り
NHK連続テレビ小説(朝ドラ)第101作「スカーレット」のネタバレとあらすじ、その感想を最終回まで書き続けています。ヒロインのモデルやキャスト紹介、他の朝ドラとの時代的な関わりなど、「スカーレット」を存分に楽しむ内容になっています。ヒロイン川原喜美子は昭和12年生まれで「なつぞら」の奥原なつと同い年。方や陶芸の道へ、

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