スカーレット(107話2月7日)成功した代わりに大事なもんを失った。

NHK連続テレビ小説

朝ドラ「スカーレット」第107話、武志:お母ちゃんは陶芸家としてやりたいことをやって成功した代わりに大事なもんを失った。大事なもんを失ったんや。

自分でも青臭いことを言ってしまったと落ち込む武志。親友の大輔と学に慰められていた場所はビリヤード場「ヤングのグ」。

バックに流れていた曲は、森田公一とトップギャランの「青春時代」。そして、学が「いい匂いする」と言った女の子3人組を演じたのは、森口幸音さん、早坂風海さん、中村美弓稀さん。

そして、喜美子の個展会場で、喜美子に握手と記念撮影をねだる女性客は千田訓子さんで、個展会場の受付係は旭堂南鈴さんでした。

スカーレット(107話2月7日)セリフ

●「かわはら工房」

高校に入ってすぐ 喜美子は武志から陶芸を教わりたいと言われました。

武志:売れる?

喜美子:フッ。

武志:100万で売れる?

喜美子:それ 100万で売れたら 世の陶芸家 みんな やる気なくすわ。

武志:アッハハ…。

喜美子:あ~ 何で壊すん。

武志:お母ちゃん。

喜美子:うん?

武志:楽しい。陶芸 楽しいな。

喜美子:陶芸やりたい思てんの?

武志:う~ん…。

喜美子:ほんま? 陶芸家になりたいん?

武志:なりたいいうて なれるもんやないやろ。子どもの頃から見てて分かってる。そんな甘い世界やないって。

喜美子:そやから言わんかったん?

武志:陶芸家になってほしいん? お母ちゃん 大学行ってほしいんやろ?

喜美子:お母ちゃんの気持ちは関係あるか?

武志:大学行ってほしいんちゃうの?

喜美子:やりたいことあるんやったら やったらええ。それが陶芸いうんやったら やったらええ。

武志:やりたいことやって うまくいくかどうか。

喜美子:そんなん やってみな分からへんやん。やりたいんやろ?

武志:分からん。

喜美子:うん?

武志:ほんまは…分からん。まだ どうしてええか…。

喜美子:そうか…。自分の人生や 自分で決めぇ。

武志:なあ テレビジョンが来た日のことや。

喜美子:うん? 買うたんが うちに届いた日ぃな?

武志:日曜日やった。

喜美子:あ~ そやったか。

武志:俺 寝ててん。そのころ まだ離れで寝ててん。

喜美子:うん。

武志:ほしたら お母ちゃんが来て「来たで!」寝てる俺を起こして「来たで 武志 来たで やっと来たで」って。俺 飛び起きてん。

喜美子:うん 飛び起きたな。

武志:はだしで駆けてった。

喜美子:ハハッ 茶の間に駆け込んだな。

武志:「やっと来たかあ お父ちゃん」。お父ちゃんやと思たんや。お父ちゃんが…やっと お父ちゃんが帰ってきたんや思た…。言わんかったけど…俺 子どもやったし…。ほやけど テレビジョンかて うれしかったんやで? 欲しかったし すっごいうれしかった。ほやけど…ほやけどな そのあとも帰ってきぃひん。お父ちゃん なかなか帰ってきぃひん…。知らん間に離婚してた…。今やったら言える。もう高校生や。今やったら分かるわ あれがどういうことやったんか。テレビジョンとお父ちゃん 言えるで。

喜美子:ええよ 言うて。

武志:お母ちゃんは陶芸家としてやりたいことをやって成功した代わりに大事なもんを失った。大事なもんを失ったんや。そこまでして 陶芸やっていけるか 分からん…。分からんのや…。
あの日 穴窯から取り出した作品を 八郎が見に来ました。2週間たき続けて成功した作品です。

何も言わず いつまでもそこにいました。声をかけることはしませんでした。

八郎はノートを残していきました。めおとノートです。
すごいな すごいな」。「すごいな 喜美子」。

それを機に 八郎は信楽から京都へ移りました。

その後 四国の愛媛へ渡ったと聞いたのは 何回目かの個展会場です。離れて暮らして 2年が過ぎていました。

(回想)

柴田:ハチさんが ようやっと出した結論や。

喜美子:いつですか?

柴田:京都 引き払たんは 1週間ぐらい前かな。

喜美子:武志には…?

柴田:大野さんとこの信作さんが 連絡してるはずや。一から出直す言うてたわ。

喜美子:出直す?

女性客:すいません… あの 握手して頂けますぅ?

喜美子:あっ はい。

女性客:アハッ。

喜美子:ありがとうございます。

女性客:ずっとファンなんですぅ。

喜美子:ありがとうございます。

女性客:お若いのに すばらしいわあ。

喜美子:いえいえ。ごゆっくり ご覧下さいね。

女性客:あっ はい。

柴田:相変わらず盛況やな。おめでとう。

喜美子:ありがとうございます。

受付係:お預かりします。今日は女性客が多くて。先生がお見えになる前は 半々くらいやったんですけどねえ。

(芳名帳を見る喜美子)

八郎の名前を見つけました。「十代田八郎」と書かれてありました。一から出直すという意味を考えました。

女性客:あの~。あ… あの お写真 ご一緒に撮って頂けますぅ?

喜美子:ああ はい。

女性客:あ~! いいって言うてはるわ。

受付係:撮りますよ。はい チーズ。

(シャッター音)

女性客:アハッ もう一枚 もう一枚 もう一枚。すいません。

受付係:はい チーズ。

(シャッター音)

女性客:あ…ありがとうございます。

(回想閉じ)

このしばらくあと 喜美子から離婚届を送りました。

●ビリヤード場「ヤングのグ」

大輔と学:ピンクフィーバーズ!

武志:もうええて。

大輔:落ち込んでるし 励ましてやってんねんや。

武志:ピンクフィーバーズで励まされてもな。

学:ほんま 武志 ピンクフィーバーズ乗ってこんなあ。

武志:どこがええの? 歌 下手やん。

大輔:アホか お前。アイドルが歌うまかったら アイドルやないやろ ただの歌手やで。

武志:もうええて ピンクフィーバーズは。

3人:よけといてぇ。

大輔:そもそも 何で落ち込んでんねん。

武志:まあ 落ち込んでるわけやないけどな。

学:落ち込んどるやろ。

武志:言わんでもいいことを言うてしもたんや。

学:誰に 何を。

武志:進路の話 しててな…。「大事なものを失った」なんて 青臭いことを。

大輔:青臭いこと言いたなる年頃やあ。

学:誰に言うたん。

武志:1お母ちゃん 2お母ちゃん 3お母ちゃん。

学:難しい問題やなあ。

大輔:あっ!

たこ焼きのおばちゃん:いらっしゃい。

女の子A:いるぅ?

女の子B:いないなあ。

女の子C:いやらへんわ。

女の子A:ほな ここやないんやね。

女の子B:行こ。

2人:うん。

武志たち:ああ…! はあ はあ…。

学:ええ匂いしたな。

大輔:俺のこと チラッと見てたで。

学:俺のことも チラッと見てたで。

武志:ちゃう。俺を見てたんや。

3人:よけといてぇ。

●信楽の街中

武志:なあ もう決めたん?

大輔:名古屋大学教育学部。

学:俺は大阪大学経済学部。

大輔:まあ 滑り止めも受けるけどな。

学:俺は気合い入れて1本。絶対 合格目指すぅ。

大輔:俺かて気合い入れるでな。

学:アホなこと言うてられんのも 今のうちや。1年なんて すぐやでえ。

大輔:俺はな おふくろがキイキイ言いよるし。どこの大学がええかは おやじに相談した。

学:俺も進路のことは最終的にはお父ちゃんと話した。

大輔:小学校の頃 野球教えてもろて以来や おやじと 差しで話したんは。

学:武志も相談 乗ってもらえや。

大輔:手紙 やり取りしてんのやろ?

●川原家・母屋

(電話をかける武志)

武志:「あ… 中部セラミックですか? そちらに十代田八郎さん いはりますか? 川原と申します。はい。はい…。あ…。

5年ぶりに聞いた 父 八郎の声でした。

武志:「川原です。お父ちゃん 武志やで」。

(つづく)

●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。

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