スカーレット(112話2月13日)小池アンリはミス琵琶湖、ちや子は市会議員

NHK連続テレビ小説

朝ドラ「スカーレット」第112話、穴窯で初めて作った作品を100万で売ってほしいと言う小池アンリという女性。

その素性は本人曰く「滋賀県言うたら小池やろ。戦前はな 小池紡績いうおっきな会社があったんよ。そこの小池アンリいうたら まあ 今で言うたらミス琵琶湖やで」。

そして、不動産業を営んでたご主人が8年前に亡くなり、今は未亡人。かたや市会議員になったちや子さんは、テレビの討論番組にも出ているとのことで、土井たか子さんを思い浮かべた人も多いはず。

おたかさんブーム、マドンナブームと呼ばれた選挙は昭和64年(1989年)のこと。ちや子さんが川原家に泊まった今回は、昭和58年の設定なので、ちや子さんがどんどん注目されて6年後の選挙で…と妄想しまくりです。

スカーレット(112話2月13日)セリフ

(回想)

喜美子:部屋を借りる?

武志:窯業研究所の近くにな 格安物件見つけてん。

喜美子:ここで一緒に暮らさへんの?

武志:もう大人やし 悪いわ。

喜美子:悪いことないわ 学君かて 信楽戻ってきて実家で暮らすやん。

武志:よそはよそ うちはうち。もう手付金払てきた。なあ 保証人のサインと印鑑 欲しいねんけど。

喜美子:一人で暮らすいうことが どういうことか分かってんのか。

武志:京都で4年間 一人で暮らしてきました。

喜美子:学生寮とな 部屋を借りるいうことは違うんやで?

武志:自分でやりくりします。

喜美子:どうやって やりくりすんねん。

武志:バイト。

喜美子:ここら辺で働くとこなんかないで?

武志:いや あるわ もう… そこら中にあるわ。「ヤングのグ」もアルバイト募集してた。時給500円。夜は上がるで 週6日で7~8万。水道代 家賃込みで1万8000円やから…うん 節約すれば十分やっていける。

(回想閉じ)

そうして 喜美子はまた 一人になりました。

(回想)

掛井:花瓶です。こういう感じの。家内と「ええなあ」言うて… 「いつかお金ためて買おなあ」言うて…。あっ まだ安月給なんで買えなかったって。

(回想閉じ)

大学出の初任給がおよそ12万のこのころ 穴窯で作った喜美子の作品は 安いものでも一つ5万円です。最初はもっと低価格を考えていましたが…。

(回想)

住田:なめられまっせ こんな値段。

(値段表の4000円を消して8万に書き換える住田)

喜美子:たっか! 高すぎるわ! 高すぎます。

住田:相場でいうたら これぐらいします。

喜美子:こんなん… こんな値段 売れるわけないです!

(回想閉じ)

売れました。喜美子の作品は 気軽には買えない値段となっています。

●川原家・庭先

アンリ:おはよう。

喜美子:おはようございます。

アンリ:なあ あれ何?

喜美子:窯です。

アンリ:窯?

喜美子:焼き物を焼くんです。穴窯いいます。

アンリ:あ~穴窯かあ! へえ~ えっ どっから どうすんの。

喜美子:あ…あの穴から焼き物を入れて 蓋をしてほんで薪を入れてたくんです。

アンリ:へえ~。

喜美子:あの どちら様ですか。

アンリ:あっ ここに住んでんの?

喜美子:はい。

アンリ:ほな 先生もここに住んではるんやろか?

喜美子:先生?

アンリ:女性陶芸家の川原喜美子先生。

喜美子:ああ…。

アンリ:あっ そうなん? ほな 小池アンリが来た言うて呼んできて。

喜美子:どちらの小池さん?

アンリ:滋賀県言うたら小池やろ。

喜美子:初めて聞きました。

アンリ:あっ あんた 地元の人とちゃうな? 戦前はな 小池紡績いう おっきな会社があったんよ。そこの小池アンリいうたら まあ 今で言うたらミス琵琶湖やで。

喜美子:ミス琵琶湖…。

アンリ:フッ 神戸に嫁に行くまではな。

喜美子:あの どういったご用件で…。

アンリ:もうええから ほよ先生 呼んできて。

喜美子:うちが川原喜美子です。

アンリ:うそ…!

●「かわはら工房」

喜美子:どうぞ。どうぞ お入り下さい。

アンリ:あ…失礼します。

喜美子:たま~に 見せて下さい言うて訪ねてきはる方がいるんです。そんなに置いてはないんですけどね。

アンリ:拝見させてもろて よろしいですか?

喜美子:もちろん。

アンリ:おいくらですか?

喜美子:えっ。

アンリ:この作品 おいくらですか?

喜美子:非売品です。

アンリ:売って下さい。

喜美子:非売品です。これは売り物やないんです。

アンリ:おいくら払えばいいのかしら。

喜美子:あっ 非売品です。

アンリ:売って下さい。

喜美子:ほやから 非売品です。

アンリ:10万? いや 30万?

●川原家・台所

ちや子:その場で!? 現金で!?

喜美子:払う払う言うて もう この辺りまで 顔 近づかれましたよ。

ちや子:商売人ちゃうん? 美術商とか。

喜美子:いや 聞いたら働いてない言うてました。

ちや子:ほな…ええとこの奥さん?

喜美子:不動産業を営んでた ご主人が8年前に亡くならはった言うてましたよ。

ちや子:結構 話したんやな。

喜美子:もう向こうからペラペラ ペラペラ…。これ 味見お願いします。

ちや子:うん!

喜美子:ああ。ほな これ 全部入れてもろてええですか?

ちや子:うん。ほんで 30万で売ったん?

喜美子:いや もう お引き取り願いましたよ。

ちや子:よう納得したな。

喜美子:100万や言うたりました。100万はさすがに出せへんでしょう。

ちや子:ハハハッ。

住田:こんにちは~。ちや子さん お久しぶりです。

ちや子:住田さん!ちょっとシュッとしはったんちゃいます? 1年ぶり?

住田:いや~ この度は ご当選 おめでとうございます。

ちや子さんは市会議員に立候補 初当選を果たし 政治家の道を歩き始めました。

百合子:おめでとうございます!

ちや子:ありがとう。

●川原家・母屋

ちや子:そら 当選したんは うれしいで。市民運動の仲間や働く女性や主婦らが一緒になって応援してくれたおかげや。ほんで もっとうれしかったんはな うちらの選挙活動で 女性の投票率は上がる言われたことや。そんだけで もう立候補したかいがあったわ。

喜美子:うちも興味持ちましたもん ちや子さんのおかげで。

百合子:選挙は必ず行こう言うてたもんな。

ちや子:うれしいなあ。

住田:川原さんの初めての個展で お会いした時から 何者かにならはる方や思てましたわあ。まさか市会議員にならはるとはなあ。

百合子:住田さん 何でいるの?

住田:言わはりまんなあ。

喜美子:こで寝ます? もう どこでも。あそこでも ここでも あっちでも どこでも。もう誰もおりませんし 好きな恰好で好きなように。

ちや子:ありがとう。

喜美子:いえ。

ちや子:ほな…足 伸ばそうか。

喜美子:おっ 伸ばしましょう。

ちや子:寝転がろか。

喜美子:寝転がりましょう。ハハハッ。

ちや子:よっしゃ…。

喜美子:あ~。

ちや子:あ~。

喜美子:はあ~。ハハハッ。

ちや子:ハハハッ。

2人:はあ…。

ちや子:ハハッ。

喜美子:あっ テレビ見ましたよ。

ちや子:が~しゃべってたやろ。

喜美子:うん 若い男性議員と討論してはった。泣きそうになってた。

ちや子:向こうがな。

喜美子:フフフッ。

ちや子:視察や何や言うて豪遊してるからや。

喜美子:新聞社から飛び出していった時の あの ちや子さん思い出しました…。

(回想)

ちや子:そんなもん手当たり次第じゃ~!どけや おら~!

石ノ原:待て言うてんねん。

ちや子:どつくぞ~! あ~!

(回想閉じ)

喜美子:変わりませんね。ちや子さんはちや子や。

ちや子:そら そや。行政と市民の橋渡ししてるだけや。ほんな えらそうなもんちゃうで。

喜美子:うちは変わりました。

ちや子:うん?

喜美子:1足繕って12円… ストッキングの内職してました。それが 今や5万です。穴窯でうまいこと焼けるようになって うちの作品は5万 10万… 30万で売れたこともあります。

ちや子:うれしいことちゃうの?

喜美子:うれしいです。明日のお米の心配せんでええ。

ちや子:うん。

喜美子:ほやけど 時々…。

ちや子:うん。

喜美子:最近 思い出すんです。大久保さんから ストッキングの内職のお金もろて… お父ちゃんと2人で大喜びした時のこと。

(回想)

喜美子:1足。

常治:12円!

喜美子:100と28 掛けたら!

常治:お前…お前 パッと計算したやろ?

喜美子:父ちゃんかて! 顔に書いたったで!

(回想閉じ)

ちや子:あのころは 月給1000円やったもんなあ。

喜美子:はい。

ちや子:戻れる?

喜美子:うん。

ちや子:今あるもん ぜ~んぶ失うてな 明日 目の前に大久保さんが現れんねん。ほんで 内職せえ言うて持ってくる。あのころとはちゃうから 一つ2円か3円の内職や。

喜美子:やります!

ちや子:朝は4時半に起きて女中の仕事やで。

喜美子:働きます。「とやあ~!」言いながらやったります。

ちや子:ほな 戻れるやん。いつでも あのころに戻れる。

喜美子:体は もたへんかもしれへんけど…。

ちや子:ありがとう。

喜美子:はい。

ちや子:喜美ちゃんは 変わってないよ。変わらへん。大丈夫。喜美ちゃんは喜美ちゃんや。

喜美子:はい。

その夜 ちや子さんと はやりのパックを初めてやってみました。

喜美子:これ ほんまに? ほんまに肌にええんですか?

ちや子:ええ言うてたでえ。

喜美子:はあ…。

ちや子:何や くっさいな このキュウリ。

喜美子:漬物やから。ああ…。あっ…。

ちや子:おいしい。

喜美子:あっ よかったです。

(翌朝)

ちや子:う~ かゆい かゆい。やり過ぎはあかんな。

喜美子:あかん…。

ちや子:ありがとう お邪魔しました。

喜美子:いや こちらこそ。ありがとうございました。

ちや子:ハハハハハハッ…。顔 真っ赤っかやで。

喜美子:ハハッ そっちもや!

ちや子:ほんまけ? ハハッ。頑張りぃ。女性陶芸家さん。

喜美子:ちや子さんも頑張って下さい。女性市会議員さん。

ちや子:女性は…。

2人:余計や!

(笑い声)

ちや子:さいなら。

喜美子:さいなら。

●「かわはら工房」

アンリ:こんにちは。先日はすいませんでした。手持ちが足りなくて。100万おっしゃったんで 用意してきました。あれ 欲しいねん。

(つづく)

●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。

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