スカーレット(143話3月20日)酒井圭介と荒木さだがお見舞いで信楽に

朝ドラ

朝ドラ「スカーレット」第143話、喜美子が理香子に皿をプレゼントしようと病院を訪れる。しかし闘病中の智也の容体が急変。大崎の懸命な処置もむなしく亡くなってしまう。ショックを受けた喜美子は武志に伝えるかどうか八郎に相談していると、荒木さだと酒井圭介が訪ねてきて…。

圭介:僕の病棟にもいるんですよ 同じ病気の子。ただの慰めに聞こえるかも分からんけど 医学の進歩はすごいで。治療法も治療薬もどんどん新しいもんが出てきてる。今は不治の病やいわれるような病気でも 何年かたったら治ります言われるかもしれん。「白血病?治るでそんなん」って言われる日がきっと来るって僕は信じてる。こんなことぐらいしか…よう言わんけど…。

和歌山の大きな病院の小児科の部長になった酒井圭介の言葉。取り方によっては意味が異なる内容で、やはり病気は怖ろしいと書いて、三連休の初日の朝です。

スカーレット(143話3月20日)セリフ

●滋賀県立病院・病室

喜美子:おはようございます。

看護師:おはようございます。

理香子:私にですか?

喜美子:よかったら。

理香子:ええお皿ですねぇ。

喜美子:ハハハッ よかった~。ありがとうございます。

理香子:智也。

智也:(かぼそい声で)寒い…。

(OP)

理香子:智也! 大丈夫やで!

大崎:お母さん 落ち着いて下さい。

理香子:先生!

大崎:あちらに。

理香子:先生! 智也が!

大崎:智也君? 智也君 分かるかい? 急いでバイタル測って。

看護師:はい。

●「かわはら工房」

武志:あ…。

●川原家・母屋

(電話の着信音)

八郎:はいはい。はい 川原ですぅ。

さだ:もしもしぃ 川原喜美子さん おられますぅ?

八郎:あっ 今 出かけておりまして…。

さだ:あら~ 今なぁ 信楽に着いたんやけど…。

八郎:えっ。

さだ:荒木いいます。

八郎:あらき…?

さだ:荒木ださですぅ。

(戸が開く音)

八郎:喜美子。

喜美子:あっ。

八郎:遅かったやん。

喜美子:ちょっと 話 してもええ?

八郎:うん?何?

喜美子:ちょっと…。

八郎:亡くなった?

喜美子:武志と同じ病気の安田智也君いう子や。

八郎:入院した時 向かいのベットやった…。

喜美子:そや。

八郎:亡くなったんや…。

喜美子:武志連れて行ってくるわ。ほんで向こうでごはん食べてくるし…。

八郎:あっ ほんで電話あった。お客さんや。

喜美子:誰?

八郎:あらき…さださん言うてた。

喜美子:ええっ!

さだ:喜美ちゃ~ん!

圭介:よいしょ…。

さだ:ここやったんなぁ。

圭介:足元 気ぃ付けて。

さだ:ああ もう ここ狭いなあ。

喜美子:ご無沙汰しております。

さだ:あ~! 喜美ちゃ~ん!アハハッ。

八郎:先ほど お電話で…。

さだ:ああ~。

八郎:初めまして。

さだ:ああ?

喜美子:元旦那です。

八郎:フッ。

さだ:もう~ちょっと! ハハハッ。

喜美子:入って下さい 入って下さい。

さだ:あ~お邪魔しますぅ。

喜美子:どうぞ どうぞ。

圭介:お邪魔します。

さだ:へえ~ここが喜美ちゃんの…。ここで喜美ちゃんは生まれて育ったんやねぇ。

喜美子:ほんま もうびっくりしましたよ。

さだ:ちゃうのよ もう 驚かそ思て来たんちゃうよ。圭ちゃんとなかなか日程が合わへんかったんよ。ほな 今朝や 急に今日やったら時間とれますいうて連絡してきやってな? ほな 行こかいうて慌てて出てきたんよ~。せやから 何かこんな いきなりみたいになってしもて…あんたのせいやん。

圭介:えっ。

さだ:っていうか 何でうち一人でしゃべってんの。しゃべりぃな。

圭介:あ…。

さだ:もう。

(戸が開く音)

喜美子:あ…。

さだ:あ~。いやいやいや。

喜美子:悪いな。

さだ:あらららら。

喜美子:忙しいとこ。ご挨拶だけでもな。

武志:おう。初めまして。

さだ:初めまして 荒木です。

さだ:酒田です。初めまして。

武志:どうも。

喜美子:息子の武志です。ほんで 改めて 八郎さんです。

八郎:どうも。

さだ:はい。

喜美子:お母ちゃんが大阪で働いてた荒木荘の荒木さださんや。

さだ:フフフッ。

喜美子:乳バンド作ってましたねえ。

さだ:懐かしいなあ ブラジャーな。

喜美子:そや。

さだ:アハハハッ あっ 下着のデザインしててん。いや~ん アハハッ。

圭介:痛っ。

さだ:ウフフッ。

喜美子:おばあちゃんの遠い親戚にあたるみたいなんやけどな。

さだ:もう そんなんええのよ。お母ちゃんには もうほんま ようしてもろたんよぉ。

喜美子:いや何言うてるんですか うちの方がもう ようしてもろて。

さだ:喜美ちゃんがこんな大きな息子さんのお母さんになるやなんて…。もう 年取るはずやわな。

(笑い声)

圭介:痛っ。

喜美子:ほんで 酒田圭介さん。

圭介:あっ 荒木荘の住人でした。

喜美子:医学生でしたね。

圭介:うん。

さだ:懐かしい~。

喜美子とさだ:い が く せ い。

圭介:懐かしい…。

喜美子:今は?

圭介:無事 医者やってます。

喜美子:小児科の?

圭介:うん。

喜美子:へえ~。

さだ:フフフッ ちょっとちょっと 食べへん?頂こう。ちょっと座って お話しようなぁ。
武志:すいません。あの…続きやってもええかな。

喜美子:あ~せやな 悪いな ありがとうな。

さだ:陶芸家さん。

武志:あ…まだまだそんな 半人前です。すんません せっかく来てくれはったのに…。

さだ:いいえ かまへんのよ。こっちが押しかけてきたんやさかいに。悪かったなあ。どうぞどうぞ。

武志:すいません。お父ちゃん おったら。

八郎:あ…いや~。

さだ:おって下さい。おもろい話 たんとさしてもらいます。

武志:ほな 失礼します。

さだ:はい~。

武志:すいません。

喜美子:これ 頂いていきぃ。

八郎:持ってき 持ってき。

武志:頂きます。

喜美子:ありがとうございます。

さだ:はい。ちゃんとした ええ子やな。

喜美子:和歌山?

圭介:うん。

さだ:大きな病院のな 偉い人になってやんねんでぇ。

喜美子:へえ~。

さだ:小児科の部長さんや。

喜美子:すごい!

圭介:さださんかて京都の服飾専門学校の…。

さだ:会長は退いて去年からは顧問。

喜美子:へえ~!

圭介:一番上までいったからな。ほんで去年からまた一から始めるいうて デザイン始めたんですよね?

さだ:はい。また新しいこと始めてんねん。

喜美子:新しいデザイン?

さだ:がんの患者さんのな 父バンド ブラジャーな。これが難しいんやで。脱ぎ着がしやすうて 締めつけがのうて柔らかい素材で…それでいて ちょっとおしゃれも忘れんとな。

喜美子:去年から?

さだ:友達がな 入院してたんよ。お見舞い通てるうちにな こんなん どやろか思い始めてな。

喜美子:お友達は?

さだ:元気で退院したで。

喜美子:あ…よかった~。

さだ:ありがとう。せやけど不思議なもんやなあ。この春にな うちが患者さん向けの下着のデザイン始めたいうて圭ちゃんに連絡したんよ。なあ? え~ 圭ちゃんに連絡取った前の日やんなあ?

圭介:ちや子さんがな 僕んとこ訪ねてきてん。

喜美子:え~。

圭介:開口一番 何て言うたと思う?「おはぎ覚えてるか~!」アッハッハッハッハッ。「喜美ちゃんの作ったおはぎ いらん言うたらしいなあ」。

八郎:おはぎ…?

喜美子:ええねん ええねん ええねん。

さだ:後で教えたる。

喜美子:お教えんでええです。教えんでええ…。

圭介:「あき子とはそのあと どないなったんや すぐ別れたいうんはほんまかぁ!」。

さだ:もう その話はええねん。ちょっと とばしぃ。

さだ:そやな。ほんで…ちや子さんから武志君のことを。ドナー探しのことも…。なかなか容易やないいうことも。

八郎:見つからんもんですか。

圭介:難しいですね…。僕の病棟にもいるんですよ 同じ病気の子。ただの慰めに聞こえるかも分からんけど 医学の進歩はすごいで。治療法も治療薬もどんどん新しいもんが出てきてる。今は不治の病やいわれるような病気でも 何年かたったら治ります言われるかもしれん。「白血病?治るでそんなん」って言われる日がきっと来るって僕は信じてる。こんなことぐらいしか…よう言わんけど…。

喜美子:圭介さんに言われると 元気がでます。ありがとうございます。

八郎:ありがとうございます。

圭介:気ぃ付けて。

さだ:はい。

八郎:喜美子。

喜美子:うん?

八郎:言うんか。

●「かわはら工房」

智也君が亡くなったことを告げました。

喜美子:容体が急変してな…。どうする?まだ病院にいるで 会いに行こうか。

武志:うまいこといったらな 見せに行くいう約束してんねん。ほな 智也のお母ちゃんに見せに行くわ。やるで。

喜美子:おう。

武志:おう。なあなあ ちょお これ 見てや。指で模様つけたん 何か やわらかい感じになった。なあ お母ちゃん。

喜美子:うん?

武志:お父ちゃん 変な顔して見てくる。

喜美子:えっ どこ? えっ どこどこどこ。どこ…ほんまや。

八郎:こういう顔や。

武志:いや…もう 沈むなや。

喜美子:上がってこい 上がってこい。

八郎:これ 立ち上がらして 意味あんの。

喜美子と武志:ない。

八郎:ないんかい。

喜美子:もうやりぃ やりぃ。ちゃっちゃとな。

武志:よし…。

これが5月の出来事です。

●ビリヤード場「ヤングのグ」

武志:お待たせしました。

客:どうも。

武志は週3回4時間のアルバイトをしながら作品作りを続けました。

「水が生きている」。思いどおりの波紋が描けず武志の試行錯誤は続きました。そして夏が過ぎ…。週3回4時間のアルバイトは週2回4時間となり…今は週1回4時間だけ。それでも辞めずに続けています。

武志:おっ! うまいっすわ。

店長:おいしいか。

武志:うん!

店長:お~いける?

武志:いけますよ これ。

学:武志。

武志:あっ おう。どした。

店長:いらっしゃい。

学:ほい。

武志:何これ。

芽ぐみ:こんにちは。

学:披露宴 来いよ~。

芽ぐみ:お待ちしてます~。ウフフッ。

武志:披露宴!?

2人:アハハハ…。

武志:うそ~!

●川原家・穴窯の前

喜美子:よっ…はあ。よっ…ああ…。

(戸の開閉音)

武志:あっ おはよう。

喜美子:おはよう。

武志:うん。

喜美子:今日 アルバイトか。

武志:うん。

喜美子:気ぃ付けてな。

武志:うん。うん?

喜美子:うん?

武志:おほほっ 変わらんなあ。お母ちゃんに似てるな。

喜美子:どうりでかわええ思うた。

武志:アッハハッ。

喜美子:えっ?

武志:あ そやな。

喜美子:気ぃ付けや。

武志:うん 行ってきます。

喜美子:行ってらっしゃい。

武志:はい。

喜美子:楽しんでな。

武志:うん。

喜美子:あんま無理せんと。

(つづく)

●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。

スカーレットのネタバレあらすじを最終回まで!出演者キャスト一覧有り

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