スカーレット(146話3月24日)喜美子「生きていくために食べて下さい」

朝ドラ

朝ドラ「スカーレット」第146話、本焼きをして冷ましている間に貫入といわれるヒビ模様が器に広がり、武志は“生きている”皿に勇気をもらう。

しかし、日に日に食欲が落ちる武志に喜美子は

何も食べへんわけにはいかへんで。お母ちゃんはな あんたが生きていくことしか考えてへんねん。生きていくために食べて下さい。

そんな中、役場の若手がやってきて「みんなの陶芸展」に出品してほしいと。

信作の部下の岩崎を演じたのは森本尚子さんです。

スカーレット(146話3月24日)セリフ

●「かわはら工房」

(鈴のような音)

武志:ハハ…。はっきり聞こえたな…。

喜美子:うん。

武志:終わってなかったんや。生きてるんやな…。

喜美子:そや 生きてるで。

本焼きをして冷ましている間に 貫入といわれるヒビ模様が武志の器に広がります。聞こえてきたのはかすかにヒビが入る音。

(貫入が入る音)

武志:ハハハ…。

器が…生きている音です。

(貫入が入る音)

●カフェ「サニー」

八郎:そんなにはまってるんですか?

大野:ほやねん。今日もな 感性磨くんやいうて お友達とバーゲン出かけたわ。

八郎:えっ。

大野:ハハハハ…何でも楽しんでるわ。川原喜美子先生のおかげや。ほいで ハチさんはいつまで名古屋で1人で暮らすんや?ああ 1人やんな?

八郎:あ…はい。はい 1人です。

大野:ハハハハッ…今 おもろい冗談言うて切り返そうとしたやろ。それで思い浮かばんとやめたな。

八郎:すみません。

(笑い声)

大野:もう 名古屋帰ってきたらええねん。ちゃうわ 信楽帰ってきたらええねん。

八郎:ハッハッハッハッ。

大野:わしもええ加減やな。

八郎:ほんまですよ もう。

大野:ほらぁ 昔のうわさする人もいやるかもしれんけど…。

八郎:ああ もうそんなん気にしてません。一回 名古屋引き払おう思たんです。

大野:うん。

八郎:武志のそばにいてやろ思てね。せやけど…会社辞めてまでいうたら…また それも武志の負担になるやろ思て。今のところ このままで。

●「かわはら工房」

喜美子:お昼 食べたん?

武志:いや…。

喜美子:置いといたん 食べてへんの?

武志:うん…。

(大皿を手に取り)

武志:もう聞こえへんのやろか…。

喜美子:う~ん…。

武志:もう落ち着いたんやろなぁ。

喜美子:そやな。ほんでも生きてるで。作品は生き物や。

武志:分かってる。

喜美子:うん。

武志:はあ…。

●川原家・玄関兼台所

喜美子:武志? 武志?

(ノック)

喜美子:開けるで。

武志:ああ。

●川原家・武志の部屋

武志:よいしょ…。

喜美子:体調 悪いんか。

武志:あ いや…。

喜美子:ほんま?

武志:大丈夫。

喜美子:大丈夫なにゃったら ごはん食べ。

武志:いや…。

喜美子:朝もろくに食べてへんやん。

武志:味がしぃひん。

喜美子:熱は?

武志:ない。

喜美子:食欲は。

武志:ないことはない。

喜美子:ほな 食べぇ。何も食べへんわけにはいかへんで。お母ちゃんはな あんたが生きていくことしか考えてへんねん。生きていくために食べて下さい。

●川原家・茶の間

武志:よし…。頂きます。

喜美子:どうぞ。何やったら食べられそう? 食べらそうなもん言うて。

武志:何でも同じや思う…。

喜美子:ほんでも 食欲はあるんやろ。

武志:食べたいいう気持ちはあるで。

喜美子:ほな 食べたいもん言うて。何かあるんちゃう? こう…これやったら食べられるぅわいうの 果物とか。

武志:ええよ。これ 頑張って食べるし。大丈夫。ハハッ。

喜美子:ほな…。そや 今日の予定は? いうても もうお昼過ぎてるけど。

武志:何もない。

喜美子:することなくなったか。

武志:ハハッテ…ごはん食べるんが今日の仕事や。

喜美子:そうか。ほな それが今日の大事な仕事や。

武志:おう。

喜美子:おう。

●「かわはら工房」

陽子:ほら…あの…あれ あれ。あれ あれ あの人 あの人…ほら「自由は不自由や~」いうやつ…。

加代:あれあれ言われても分からへんがな。

陽子:名前が出てけえへんのや。え~っと ほら ほら あの人 あの人…あ…先日 芸術功労賞いうの取った人 誰やったかな…。

喜美子:ジョージ富士川先生?

陽子:せや! ジョージ富士川先生や~!

加代:ジョージ富士川のこと言うてたんか!もう…。

陽子:サニーにも来たことあるんやでぇ。

なな子:え~。

陽子:喜美ちゃんもな 仲よう話してたわ。

信作:こんにちは~ 入るでぇ。

喜美子:おう。

陽子:どないしたん。

信作:仕事で来たんや。ええかな?

喜美子:まあ…ええけど 終わったから。

信作:すんません。

加代:あ~ハハッ。

信作:喜美子 悪いけど また大作戦や。今回はうちの若いもんらが企画した。おう 入れ。
鳥居:失礼しますぅ。

喜美子:あ~。

鳥居:こんにちは。

喜美子:こんにちは。

3人:こんにちは。

喜美子:鳥居さんやね?

鳥居:はい。

喜美子:うん。

信作:何してん 入れ ほら。

岩崎:岩崎と申します。こんにちは。

喜美子:こんにちは。

3人:こんにちは。

鳥居:年明けに こういうものを企画しました。信楽で活躍されている陶芸家さんの作品を集めた展示会です。

岩崎:あの 陶芸家さんだけやのうて…。

鳥居:ああ そうです。一般の方々の作品も展示します。

喜美子:え~。ほやから「みんなの陶芸展」。

3人:お~!

喜美子:あっ 演歌歌手も?

鳥居:あ~それは 大野課長が…。

岩崎:あの小さなイベントですけど こういう小さなことを積み重ねて…あの… あの~。

信作:ほらっ。

岩崎:私たち若い世代がバトンを引き継いで 生まれ育った町を盛り上げていこう思います!
鳥居:頑張りますんで よろしくお願いします。

岩崎:よろしくお願いします。

信作:よっしゃ! ようできた。目ぇ通しといてくれ。行くで 次。よし。

鳥居:お時間頂き ありがとうございました。

岩崎:ありがとうございました。

陽子:ご苦労さんです。

信作:ほな 失礼しますぅ お邪魔しました。さっ さっ 次 行こ。

陽子:何て 何て?

喜美子:15日間やるんですって。

陽子:そんな長う…。

加代:長いねぇ。

●川原家・茶の間

喜美子:ちょっと 話してええ?

武志:あ… ごはん残して ごめんな。

喜美子:ううん 武志の作品のことや。

武志:うん?

喜美子:作品 うまいこといったら 智也君に見せる言うてたよな?

武志:ああ…。

喜美子:琵琶湖大橋渡って見せに行ったらええわ 智也君のお母さんにな。

武志:え…一緒に行かへんの。

喜美子:行かへん。

武志:え…行く言うてたやん。

喜美子:そんな暇のうなった。京都の展示会もあるし 終わったら今年はもっかい穴窯たくで。
武志:もっかい?

喜美子:「みんなの陶芸展」いうのがあるんよ。それに出品しよう思う。

武志:「みんなの陶芸展」…?

喜美子:役場のな 武志と同じ若い子ぉらが企画した。それに参加しよう思う。誰でも参加できんねん。子どもも大人もな。

武志:ふ~ん…。

喜美子:忙しなるし 堪忍な。

武志:ああ…。

(戸の開閉音)

●「かわはら工房」

武志:なあ。

喜美子:うん?

武志:「みんなの陶芸展:参加せえいうこと?

喜美子:そんなこと言うてへんやん。

武志:誰でも参加できるって…。

喜美子:うん。

武志:参加しよかな…。なあ お母ちゃんの作品の横に 俺の作品 並べてええ?

喜美子:あかん。

武志:何で。

喜美子:親の力借りて 出品するんか。

武志:いや…。

喜美子:参加するんやったら自分で言い。担当は鳥居さんと岩崎さん言うてた。自分で頭 下げなさい。

武志:いつや。

喜美子:年明けや。

武志:年明けか…。それやったら…それまでに作品1つ…2つは作れるな。

喜美子:うん…。

武志:よっしゃ。

(土を煉る武志)

武志:何ぃ。

(つづく)

●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。

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