「スカーレット」4話10月3日「人の心を動かすのは作品じゃない。人の心だよ」

NHK朝ドラ「スカーレット」メージ画像 NHK連続テレビ小説

朝ドラ「スカーレット」第4話、本日もまた直子の連呼があり「見たかった。紙芝居見たかった! 見たかった! 見たかったぁ! 見たかった!」。

直子の成人役が桜庭ななみさんということで、おそらく大人になっても喜美ちゃんといつもケンカするんだろうなと。

やはり救いは、三女役の福田麻由子さんか、あるいは新しいキャストなのか…。早く来い来い、戸田恵梨香様です。

「スカーレット」4話10月3日

お父さんが草間さんを連れてきたことで 喜美ちゃんの家の家計はますます苦しくなりました。

喜美子:心に栄養!? 何やそれ。ちょっと行ってくるわ!

マツ:えっ 何を?

喜美子:草間さんの様子 見てくるで!

給食という至福の時間が奪われるかもしれない。喜美ちゃんにとっては一大事です。

●土堀場

慶乃川:おにいさん 分かるんけ? 信楽の土のよさ。

草間:いや…。大昔 この辺りも琵琶湖だったと聞いたことがあります。

慶乃川:ほう。

草間:それで こういった独特の肌の粗さがあるんでしょうか。

慶乃川:ほう…。

草間:あったかい感じがします。

慶乃川:あったかい!? ええこと言わるわ! どんどんあったまっていってや! ほいほい… アッハッハッハ。

草間:どんな焼き物を作られるんですか?

慶乃川:まあ この辺では火鉢やの。

草間:慶乃川さんです。

慶乃川:わしけ? わしは… 最近は茶わんをの。

草間:この土で…。見てみたいな どんな茶わんだろう。

慶乃川:いや… いやいやいや。

喜美子:見せて下さい。

慶乃川:あっ! こないだの…。

喜美子:草間さん 見たいんですよね? 見せたげて下さい!

●慶乃川の工房

喜美子:慶乃川さんは陶芸家いいます。

草間:うん。

喜美子:げいじゅつか… ともいいます。

草間:うん。満州にいた頃 陶芸家の作品に触れたことがあるよ。上司のお宅に陶磁器の大きなお皿があった…。

喜美子:お皿…?

草間:心が…。

喜美子:えっ?

草間:あの時 心が動かされた…。繊細で美しい絵付けがされた すばらしい作品だった…。懐かしいな。

喜美子:それは心に栄養がしみ渡ったってことちゃう?

草間:栄養? 心に?

喜美子:足らんと言われたんやろ?

草間:ああ… そうか。うん そうだね。

慶乃川:お待たせ。

喜美子:あっ 来た!

慶乃川:ヘッヘッヘッヘ…。いや 何か は… 恥ずかしいの。

喜美子:ええから見せて!

慶乃川:ああ。ヘッヘッヘッヘ…。

喜美子:なに じらしてんねん!

慶乃川:いや あの… 色がの 焼き上げる温度の具合が こう 何て言うか…。

喜美子:見せる前に言い訳か…。

慶乃川:説明や!

喜美子:ええから貸して! 何 これ? これが慶乃川さんの作品?

慶乃川:うん。

喜美子:ゆがんでるで?

慶乃川:えっ? あっ はげてある。

喜美子:あかんやん!?

慶乃川:あかんか?

喜美子:あかんわ! もう~ もったいぶって 何やの これ。こんなん ただのゴミやん。何や もう…最悪やぁ!

●川原家

マツ:そのうち 内職でもして お母ちゃんも働くわ…。

喜美子:あかんよ。お母ちゃんは え~ ほら数字みたいな…1 2 3… あっ 産後! 産後の肥立ちが悪うて寝込んだやん。体弱いねんから 無理したらあかん。

マツ:草間さんに お水 持っていったげてくれる?

喜美子:は~い。

喜美子:草間さん?

草間:はい。

喜美子:ここ 置いときます。

草間:ありがとう…。

喜美子:具合 どうですか?

草間:今日 ひどかったね。

喜美子:ああ 慶乃川さんの作品? ひどかったなぁ 心動かされるどころか がっかりやった。

草間:人の心を動かすのは作品じゃない。人の心だよ。作った人の心が作品を通してこちらの心を動かす。ひどかったのは君だ。子どもだからといって ああいう態度はいけないよ。一生懸命作った人に失礼だ。慶乃川さんに失礼だ。

●信楽山小学校

信作:「君は鋭いね」。

喜美子:はあ…。

信作:草間さんて人から言われたんやろ? 「君は鋭いね」。

喜美子:はあ… いつの話や… 時代は刻一刻と動いてんねん。

照子:紙芝居のな お菓子が新しくなったん知ってる? ポン菓子いうの。一緒に食べてあげてもええよぉ。

喜美子:ポン菓子!? どんな味すんのん?

●紙芝居

(拍子木)

紙芝居屋:夢と希望の紙芝居が来たでぇ。今からポン菓子配るよ 順番に並んで 並んで。さあ 並んで。ほうや よっしゃ…。はいよ。

子ども:ありがとう。

紙芝居屋:はいよ。

子ども:やった~!

紙芝居屋:はいよ~。はいよ。おうおうおう…。はい どうぞ。はいはい。はい。お金は?

喜美子:お金 要んのん?

紙芝居屋:家の人に言うて出直してきやい?

喜美子:妹だけでも ちょうだい? こっそり ええやん。

紙芝居屋:う~ん… こっそりて… ほやけど 切りないしの。すまんの 堪忍の。

次郎:どけや。お金ないくせに厚かましいど。なあ? 厚かましい!

少年たち:厚かましい!厚かましい!

紙芝居屋:こら!

少年たち:厚かましい! 厚かましい!

紙芝居屋:お前ら!

次郎:やるんけ?

紙芝居屋:はい。

子ども:おじさん 早く。

子ども:並ぶの遅えよ お前ら。はよして…。

紙芝居屋:分かっとる 分かっとる。

子ども:早く 早く!

紙芝居屋:分かっとる。偉そうに言うなて お前らは…。はいよ はいはい。はいどうぞ。はい ポン菓子。

喜美子:行こ。

直子:紙芝居 見たい。見たい! 見たことないさかい 見てみたい!

子どもたち:おお~!

紙芝居屋:紙芝居だけやったら お金要らんで。

喜美子:行くで。

直子:紙芝居は?

喜美子:腹の足しにならんもん いらん!ほら 行くで。

直子:嫌や~! 見たい~。

喜美子:行くで。

●川原家

直子:見たかった。紙芝居見たかった! 見たかった! 見たかったぁ! 見たかった!

●慶乃川の工房

慶乃川:おう! 

慶乃川:アッハッハッハ。そんで わざわざ謝りに来やったん?

喜美子:失礼なこと言うて すんませんでした!

慶乃川:ヘッヘッヘッヘッ。名前 何やったかの?

喜美子:川原喜美子です。

慶乃川:喜美ちゃん 気にしんでええよ。もうな 焼きもんは 若い人に任せてな 田舎に帰ろう思うてる。

喜美子:田舎…。

慶乃川:田舎いうても ほん そこやけどな。畑があるさけ 細々暮らしていくわ。最後に… ええ茶わん一つ 作りたかったな。

喜美子:ええ茶わんでした!

慶乃川:フッ 無理しなや?

喜美子:はい…。

慶乃川:ずっとな 陶工やりながら 陶芸家に憧れてたんや。

喜美子:陶工って 陶芸家のことやないんですか?

慶乃川:そうは言うたけどな わしの中では ちょっとちゃう。自分だけの作品を作る芸術家や。分からんけ? まあ ええわ。陶芸家はあかんいう話や。そもそも お金にならへん。大変なんや。陶芸家なんか なったらあかんで?

喜美子:お金にならんことはしません。

慶乃川:フフフッ。頼もしいな。

喜美子:ほんま 失礼なこと言うて すんませんでした!

慶乃川:こちらこそ 失礼な作品見せて すいませんでした!

喜美子:すんませんでした。

慶乃川:いや すいませんでした。

喜美子:あの… あれ 要らんのやったら もろうてもいいですか?

慶乃川:これか?

喜美子:はい…。

慶乃川:ああ ええよ。

●大野雑貨店

陽子:ああ あったあった。伊賀のおばあちゃんが甘やかしいでな 新しいの買うてくれてん。これ よかったら。

喜美子:ありがとうございます。

陽子:何 描くの?

マツ:何や 紙もろうてきてんな?

●川原家

常治:うん? 何や…。よいしょ よっこらせと。まだ起きとったんか~。

喜美子:臭っ。

常治:丸熊の社長に ええ酒飲ましてもろた ハア~。

喜美子:ああ もう臭い 臭い。

常治:あ…社長のお嬢さん お前と同じや言うとったぞ あの…て… て…。

喜美子:照ちゃん?

常治:それそれ それそれ。お前 ちゃんと仲ようしてるか?

喜美子:もう ええから寝てぇや。

常治:よっこいしょ…。草間さん どないなっとる?

喜美子:知らんわ。

常治:いつになったら 元気になって出ていくんやろ。

喜美子:何 言うてんのん。

常治:あんなん 誰が連れてきた… 俺や。ハッハッハッハ…。

喜美子:もう寝て下さい。

常治:う~ん? かわいいなあ。

喜美子:分かったから 寝て下さい。

喜美ちゃんは読み書きが苦手です。でも得意なことがありました。

●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。

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朝ドラ(NHK連続テレビ小説)第101作「スカーレット」のネタバレとあらすじ、その感想とキャスト紹介を最終回まで書き続けています。 ヒロイン川原喜美子は昭和12年生まれで「なつぞら」の奥原なつと同学年。そして9歳の時に川原喜美子は滋賀...

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