スカーレット(46話11月21日)十代田八郎(松下洸平)と喜美子の出会い

NHK連続テレビ小説

朝ドラ「スカーレット」第46話、十代田八郎「僕も大阪出身です。京都の美術大学で陶芸の奥深さを知り、卒業後は学生に陶芸を教える手伝いをしながら、働き口を探しておりましたところ、こちらを紹介されてやって参りました。ここ信楽でもの作りするんを楽しみにしております。よろしゅうお願いします」。

と若い人がやってきて、古い陶工たちは人員整理じゃないかと食堂で噂話。西牟田に黒岩に田原。

西牟田は、照子が小学校の時に家出した時、神社の境内から連れ戻した陶工で、黒岩は、喜美子をいじめたガキ大将の父親で、田原は近所のおっさんで喜美子の家で酒を飲んでいた人です。

スカーレット(46話11月21日)セリフ

丸熊陶業に新しい人たちがやって来ました。

社員:作業場は上で その奥に窯があります。

●丸熊陶業・絵付作業場

池ノ内:どっちやろ?

磯貝:こっちちゃいます?

深野:キュウちゃんも ほら。

喜美子:はい。

池ノ内:キュウちゃん。キュウちゃん!

喜美子:はい すいません。

深野:東向いて笑て食え!

一同:ハハハハハ…。ハハハハハ…。

●丸熊陶業・食堂

西牟田:あの若い3人 事業拡大のために呼ばれたんやろ?

黒岩:それ 事業拡大やのうて 人員整理ちゃうけ?

西牟田:人員整理?

黒岩:古い陶工は辞めさせられるかもしれへん。古いいうか 年寄りな。

田原:年寄りて… どっからどこや?

黒岩:こっから そこや。

田原:ああ? そっから ここやろ。

黒岩:わしも入るんけ!?

西牟田:事業拡大は 商品開発や言うてましたよ?

敏春:失礼します。紹介に回らしてもうてます。

八重子:あ~ はいはい。

敏春:新しい社員です。

八重子:へえ~。

一徹:藤永一徹です。京都の大学で美術工芸を学び 奈良市内の陶器会社に就職 そこでは企画開発を担当しておりました。今回 社長さんに誘われ…。

敏春:社長やないで。

一徹:あ…。

八重子:フフフ… 若旦那。

一徹:若旦那さんに誘われて こちらに来ました。よろしゅう頼みます。

八重子:お願いします。

敏春:よろしゅう頼みます。

津山:え~ 津山秋安いいます。生まれも育ちも大阪で 大阪の工業大学を出て 大阪の建造物の技術開発に携わり そのあと 大阪の建築資材研究所の研究員をやっておりました。まあ そういうわけで大阪には詳しいです。何でも聞いて下さい。よろしゅう頼んます。

緑:お願いします。

敏春:よろしゅう頼みます。

十代田:十代田八郎と申します。

津山:あっ! 僕も若旦那さんに誘われて来ました。

(笑い声)

津山:大阪からね。

八郎:あの よろしいですか?

津山:ああ どうぞ どうぞ。

八郎:僕も大阪出身です。京都の美術大学で陶芸の奥深さを知り 卒業後は学生に陶芸を教える手伝いをしながら 働き口を探しておりましたところ こちらを紹介されてやって参りました。ここ信楽でもの作りするんを楽しみにしております。よろしゅうお願いします。

八重子:お願いします。

敏春:よろしゅう頼みます。ほな 行こうか。

一徹:はい。

八重子:ご苦労さんです。

津山:失礼いたします。

●丸熊陶業・絵付作業場

津山:大阪には詳しいです。まあ そういうわけで何でも聞いて下さい。よろしゅう頼んます。

敏春:よろしゅう頼みます。

(拍手)

津山:ええよ?

八郎:や… はい…。

敏春:どないした?

八郎:あ… いや…。

敏春:はよ 名前。

八郎:十代田八郎と申します。よろしゅうお願いします!

敏春:ええか? しまいやな?

八郎:あ… いや…。

敏春:作業してはるところ お邪魔してすんません。ほな 失礼いたします。

一徹と秋安:失礼いたします。

八郎:はあ…。

秋安:十代田君!

八郎:はい。

●丸熊陶業・商品開発室

敏春:ここや。ほな ここで君らには 新しい自社製品の企画開発を担ってもらいます。今の丸熊陶業の主力商品である火鉢とは全くちゃうもんを考えてほしい。

一徹:生活用品 言うてはりましたね?

敏春:そや。けどもっと発想を広げてくれてもええ。予算も取ってあるし 必要なもんがあったら言うてな 用意するさかい。期待してるでえ。頼むな。

一徹:はい。

秋安:はい。ありがとうございます。

八郎:はい。

秋安:…にしても 暑いなあ。

一徹:暑いなあ。

秋安:あっ お茶いれましょか。

一徹:おおきに。

八郎:やります やります。

秋安:ああ ほんま? ありがとう。

●丸熊陶業・食堂

信作:ほな ええですか?

八重子:ああ ああ ああ。ええよ。

信作:お知らせ 貼らしてもらいます。

八重子:そこに貼っといて。

喜美子:おう 信作~。

信作:おう。

八重子:あ~喜美ちゃん!

緑:あ~喜美ちゃん!

喜美子:ご苦労さまです。

緑:お疲れさまから。

八重子:ちょっ ちょっ ちょっ…。

喜美子:えっ?

八重子:いいよ もう~。新しい社員さん 来やったな。そっちに挨拶あった? 

喜美子:はい。

八重子:ア~ハハッ! ええ感じの人いやった? 

緑:喜美ちゃんは絵付けしか目に入らんやんなあ?

八重子:ううん… もう! たまにはな ここで新しい社員さんと 一緒におしゃべり… もう!

喜美子:痛い痛い 痛い痛い…。

緑:八重子さん! もう そんな はしゃがんと帰るで。

八重子:あ~ ほんまや ほんまや。

緑:ほな お先。

喜美子:ご苦労さまですぅ。

八重子:しっかり気張りや。

(笑い声)

緑:ほな お先です。

信作:どうも。

八重子:ほなね。

喜美子:お気をつけて~。

八重子:は~い。

喜美子:息止まるか思うたわ。

信作:えっ?

喜美子:何枚貼るん?

信作:ようけあんねん、4~5枚並べたる。

喜美子:おう。そや お母ちゃんが信作にも謝っといてほしいて…。

信作:ああ あれな。いや~ おばさんのへそくりやったとはな。

喜美子:迷惑かけてごめんなあ。割れた茶わん 元に戻った?

信作:うん 戻った戻った。おやじ へそくりの出どころが分かって よっぽど安心したんか 一人で飲みに行ってしもて。

喜美子:ああ お父ちゃん 今 東京でおらんからな。

信作:ほや。ほんで 一人で酔い潰れて。俺 迎えに行ってん。

喜美子:珍しいな。

信作:うん…。もう行ったら ぐでんぐでんや。足元もおぼつかへん。しっかりせえ言うてもよう歩かんし。しゃあないから しょったってん。お前さ しょったことある?

喜美子:お父ちゃん? 無理無理。うちは自転車の後ろにくくりつけて…。

信作:ああ そやった そやった。

喜美子:途中で落ちるけどな。途中で落ちて転がって「喜美子~!」言うて 怒って走りだすようできてんねん。

信作:ええやんけ それも。俺は昨日 しょったった。初めてや…。初めて おやじを背負って歩いた…。子どもの頃 熱出して ようおやじにしょわれて 病院行ったん思い出してな…。

喜美子:それが今や 背負う方になったんやな。

信作:おやじは あんま変わらへん こっちが変わった…。いつの間にか こっちがな…。

八郎:失礼します。

喜美子:あ…。あ…やりましょか?

八郎:ああ…。

喜美子:前 ここで働いてたんです。

八郎:すいません。

喜美子:教えときましょか。

八郎:はい。

喜美子:これがここ。ほんで これはここです。

八郎:はい ありがとうございます。

信作:新しい人?

八郎:あ はい。

信作:へえ~。ええな 若い人。あ…でも同じくらいちゃう? 何年?

八郎:いのししです。

信作:年上や…。

八郎:何年ですか?

信作:うしです。

八郎:ほな こっちが2つ上ですね。

信作:そうですね。

八郎:そうですね。

喜美子:終わりか? もっと話したらええやん。友達いいひんから 友達なって下さい言うとけ。

信作:あ… 火まつり知ってます?

八郎:火まつり?

信作:こ… こっちの人やないんですか? たいまつ担ぐんです。

八郎:へえ~。

喜美子:また終わりか? 見つめ合ってんと もっと詳しい説明したらんかい。あの 火まつりいうんは 火の神様に感謝する信楽ならではの夏祭りです。焼き物作りに火は欠かせへんでしょう? 火ぃは 神様が人間に与えてくれたものやから 心から感謝してたいまつ担いで山の上の神社に奉納するんです。

八郎:ここで そんな祭りが…。

喜美子:はい。

八郎:僕はここが好きで ここ信楽の土が 火ぃで焼き上げた時 ちょっとざらざらしてる感触が…。

喜美子:分かります。ちょっと ざらざら… こう洗練されてないいうんかな…? 素朴な感じ。

八郎:素朴 それや! 好きなんです。

喜美子:うちも好きです。

信作:何や ずるいな2人で。俺も好きです 信楽焼。

喜美子:無理すんな。

八郎:アッハハ…。

信作:まあ…生まれ育ったとこやから 俺の場合 特別な思いはないわなあ。

八郎:あの…?

喜美子:あっ 川原です。

八郎:川原さんも ここの人やないんですか?

喜美子:もともとは大阪です。9歳の時にこっちに来ました。

八郎:そうですか。

喜美子:はい。

八郎:お父さんのお仕事か何かで?

喜美子:借金取りから逃げてきました。

八郎:えっ?

(笑い声)

喜美子:ほな また戻るわ。自己紹介の続きやりぃ 名前 まだ言うてへんのちゃうん?

信作:あ…。

喜美子:あっ すいません ちょっと堪忍な。これ 今度 直してもええですか? 気になる~。

信作:分かる~。

八郎:すみません。

喜美子:すんません。

信作:あ~直してもろたらええですよ。こいつ 手先器用なんで。

喜美子:絵付け係にいるんで また来て下さい。

八郎:ああ… ほな お願いしょうかな。

喜美子:ハハハ… ほな待ってます。

八郎:はい。

喜美子:ほなね。

信作:おう。

●丸熊陶業・社長室

和歌子:世代交代や。若い世代に譲りなはれ。

秀男:なんも 譲らんとは言うてへん。

和歌子:大体 船頭が2人いたら 山登ってまうで。加山さんも困るなあ。社長2人はいらんわなあ?

加山:いや…。

和歌子:敏春さんに任したらええやん。ほんで うちらは悠々自適でええやん。

秀男:ああ ああ ああ ああ ああ 腹立つのお!

和歌子:ほらほら 晩ごはんの支度~。

照子:お父ちゃん…。

秀男:ほんま腹立つわ。

照子:敏春さんは お兄ちゃんとは違うねんで。敏春さんは敏春さんや。お兄ちゃんの代わりにするのは… やめよ。やめよな? あ… そやそや そやそや。この辺に置いてあった… あっ これや これ 絵付けのデザイン。敏春さんはこのデザインを次の火鉢に採用したい言うてはる。

秀男:ああ。

照子:敏春さんの話も聞いてあげて下さい。

秀男:まあ そら 絶対あかんいうことはないけど…。

照子:えっ ええの? ほな この新しいデザイン 採用してあげて。

秀男:それ 誰が描いたか 知ってて言うてんのか?

照子:えっ?

●丸熊陶業・絵付作業場

照子:喜美子~! 喜美子!

喜美子:うん? 何や?

照子:誰のデザイン?

喜美子:うち。うちの考えたデザイン…。

照子:採用されたで! 新しい絵付け火鉢のデザインや!

喜美子:えっ…?

(つづく)

●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。

「スカーレット」ネタバレあらすじを最終回まで!出演者キャスト一覧有り

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