スカーレット(54話11月30日)喜美子の賃金アップで百合子が高校進学

NHK連続テレビ小説

朝ドラ「スカーレット」第54話、深野先生たちは信楽を去っていきました。喜美子の暑い夏はこうして終わりを告げました。やがて秋が深まり…川原家に変化がありました。喜美子のお給金が上がったことから 百合子の高校進学がかなうことになりました。もちろん 度重なるちゃぶ台返しを阻止しながらの家族会議の結果です。

喜美子の賃上げ交渉の際の、加山の言葉が昭和の時代を象徴していたのでしょうね。今だったら完全にモラハラ・セクハラ・パワハラでアウト。

よう言うわ 女だてらに。中学しか出とらんのに。養う奥さん子どもがいるわけやなし。養うてくれる人 見つけた方が早いんちゃいますか?

子憎たらしい加山を演じているのはお笑いコンビ・プリンプリンの田中 章さんです。

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スカーレット(54話11月30日)セリフ

●川原家

常治:あっつい もう…。はあ 寝てられへんわ もう。ふぅ。

(せきばらい)

常治:おうおうおう… そちらさんも 早いお目覚めでございますな?

喜美子:おはよう。お水?

常治:あっ いや かまへんかまへん。自分でやらして頂きますわ これからはな。火まつりも終わったことやしなあ 深野先生が出ていく日も近づいてきましたなあ。ほ~っほっほっほっほっほっほ…。うん?

喜美子:湯冷ましはこっちや。ほ~っほっほっほっほっほっほ…。

常治:おうおうおう これはお手数おかけしましたなあ もう。

常治:どういたしまいてぇ。

常治:ほんで…ほんで いつ出ていきはるんでっしゃろなあ?

喜美子:誰が出ていきはるんでっしゃろう?

常治:お前やお前! もう。お前 あの深野先生についていくんちゃうか。ええ? あの…すばらしいすばらしい人間に…。

喜美子:もう しつこいなあ!

常治:言うとったやないか お前。

喜美子:もう その話 済んだか思うてたわ。

常治:はあ!?

喜美子:水も一人で飲めへんような お父ちゃん置いて誰が出ていけるか。ここんとこ あせもだらけのお父ちゃん置いて どこも行けるわけないやん。少しはようなったん? 行水した時 ちゃんと洗てんの? ちゃんと洗わんと治らんよ?

百合子:おはよう!

喜美子:おはよう。

百合子:おはよう。

喜美子:もう ごはん出来るで。

百合子:は~い。

喜美子:お母ちゃん 暑いから汁物はやめとくで。

マツ:うん 簡単にしとこか。

喜美子:うん。何してんねん! もう あっち行ってえやぁ。

常治:う~う… 寝よっかな。

●丸熊陶業・事務室

喜美子:失礼します。

加山:ああ 川原さん 何か?

喜美子:お忙しいところ すみません。若社長さんにお話が…いえ お願いがあります。

●丸熊陶業・社長室

電話中の敏春:いやいや これまでのやり方ではなく僕は僕なりのやり方でで 言うてますやろ? お願いします。はい そうです。はい…ほな よろしゅう頼みます。どうぞ。

喜美子:失礼します。

加山:若社長 忙しいんで 手短にして下さいね。

喜美子:はい。

敏春:どうぞ。

喜美子:失礼します。

敏春:何でしょう?

喜美子:うちは丸熊陶業にしがみつくことにしました。うちはここに残って引き続きお仕事させて頂きます。マスコットガール ミッコーでも キッコーでも 何でもかまいません。それがお仕事であれば 一生懸命やらせて頂きます。

加山:ええ心がけです。

敏春:分かりました。

喜美子:つきましては…。

加山:まだあんの?

喜美子:ここからがお願いです。つきましては 信楽初の女性絵付け師として それに見合った…その…要求といいますか… これまでは深野先生たち みんなで4人おりました。そこから3人おらんようになったら 4引く3で 4引く3は 1です。うち1人になります。

加山:何言いたいの?

喜美子:今後は一人前として扱って頂きたい。そういうことです。

敏春:要するに 賃金アップ?

喜美子:はい。

加山:よう言うわ 女だてらに。

喜美子:すいません。

加山:中学しか出とらんのに。

喜美子:すいません! ほやけど 稼がなならんのです。これまでみたいなお給金やと この先やっていけるかどうか…。

加山:養う奥さん子どもがいるわけやなし。

喜美子:家族がおります。うちには家族が。下の妹を進学させてやりたいし 電話かて引きたい。いつまでも ここや大野雑貨店に呼び出し電話させて頂くのも申し訳ないですし。

加山:養うてくれる人 見つけた方が早いんちゃいますか?

喜美子:すいません ご検討下さい。お願いします。お願いします!

●丸熊陶業・絵付作業場

喜美子:やりました~! お給金上げてもらえました!

池ノ内:ほんま!?

磯貝:やった~! 

池ノ内:うわ~ よかったなあ。

喜美子:ありがとうございますぅ。先生!

深野:ああ。

喜美子:やりました。

深野:よかったなあ。これで名実ともに一人前の女性絵付け師誕生や。

喜美子:ほんまに… ほんまにありがとうございました!お世話になりました。

池ノ内:ほな やりますか?

喜美子:えっ?

池ノ内:体操や。

深野:何でやねん。

磯貝:やりましょ やりましょ!

喜美子:ええですねえ 最後にやりますか!

池ノ内:フカ先生。

磯貝:フカ先生!

喜美子:フカ先生。

深野:アホちゃうか 何で…。ええよぉ。

(笑い声)

喜美子:ほな 5678…。12345678。22345678。

深野:まだまだ!

喜美子:3234…。

磯貝:5678。

喜美子と磯貝:4234…。5678。

深野:これからや。

一同:62345678。

喜美子:よし…。

深野先生たちは信楽を去っていきました。喜美子の暑い夏はこうして終わりを告げました。やがて秋が深まり…川原家に変化がありました。喜美子のお給金が上がったことから 百合子の高校進学がかなうことになりました。もちろん 度重なるちゃぶ台返しを阻止しながらの家族会議の結果です。

●川原家

百合子:行ってきま~す。

マツ:は~い 気ぃ付けてな。

百合子:は~い。

丸熊陶業の風景も少し変わりました。植木鉢の生産量が火鉢を超えました。

●丸熊陶業・商品開発室

秋安:…となると これかこれってことやな。

一徹:ですね。おい 十代田。

八郎:はい。

秋安:この2つを5個ずつ作ってくれ。凍害検査に出す。

八郎:分かりました。じゃあ パターン3つ考えますね。

秋安:うん 頼む。

商品開発室では新商品の開発が順調に進んでいます。そんな中 喜美子のデザインした火鉢の試作品が完成しました。

●丸熊陶業・絵付作業場

喜美子:そっと… そっとお願いします。そっと…。

敏春:ほな よろしいですか?

喜美子:はい!

照子:待ってえや!

喜美子:照子…。

照子:ああ 喜美子~。もう敏春さん 試作品完成したら うちにも見せて言うてたやん。

敏春:堪忍 堪忍。何や食べる言うてたさかい。

喜美子:大きなったなあ?

照子:食欲止まれへん。食べながら見てもええ?

喜美子:あかん! 何言うてんの! それ 何!?

照子:干しいも。

喜美子:干しいも しもて! 神妙に見てや。うちの初めてデザインした絵付け火鉢やでぇ。
照子:おう~ その顔見たくて来たんや。火鉢はどうでもええねん。うれしいなあ?よかったなあ?

喜美子:干しいも ほかしてや。

照子:はいはい。

喜美子:ほな。

敏春:はい。

照子:うわ~!

喜美子:これが… うちの絵付け火鉢…。きれいに焼いて頂きまして ありがとうございます!

照子:ええ感じやん。

喜美子:ありがとう。

照子:売れるんとちゃう? ぎょうさん売れるとええなあ?

喜美子:どんな人が買うてくれるんやろ…? いとしいわあ… すりすりしよ。

照子:あっ 動いた!

喜美子:えっ ほんま!? うちの絵付け火鉢に感動したんちゃう?

照子:うちもすりすりしよ~。

喜美子:すりすりしよ~。

照子:すりすり。

喜美子:すりすり。

照子:すりすり。

喜美子:すりすり。

照子:ああ うちも。すりすり。

喜美子:すりすり。

照子と喜美子:かわええなあ。

照子:すりすり。

喜美子:かわええなあ。すりすり。

●丸熊陶業・商品開発室

喜美子:あ…ご苦労さまでございますぅ。

一徹:おっ ご苦労さんです。絵付け火鉢出来たん?

喜美子:はい。

一徹:おめでとうございます。

喜美子:十代田さん いはります? 見たい言うてはったんで。

一徹:いてるけど…まあ 今日の仕事は終わったさかい ええけど… なっ?

秋安:何や やってますわ。

一徹:集中しているからな 静か~に入った方がええで。

喜美子:あっ はい。

一徹:ほな お先。

喜美子:どうも。

秋安:お先~。

(粘土をたたく音)

(つづく)

●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。

「スカーレット」ネタバレあらすじを最終回まで!出演者キャスト一覧有り
NHK連続テレビ小説(朝ドラ)第101作「スカーレット」のネタバレとあらすじ、その感想を最終回まで書き続けています。ヒロインのモデルやキャスト紹介、他の朝ドラとの時代的な関わりなど、「スカーレット」を存分に楽しむ内容になっています。ヒロイン川原喜美子は昭和12年生まれで「なつぞら」の奥原なつと同い年。方や陶芸の道へ、

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