スカーレット(61話12月9日)喜美子「帰りたくない。帰さんといて」

NHK連続テレビ小説

朝ドラ「スカーレット」第61話、喜美子:お父ちゃん 話 聞いて下さい。常治:はあ? 喜美子:きちんと紹介させて下さい。十代田さんいいます。十代田八郎さんいいます。常治:どこのハレンチさんや。喜美子:八郎さんです。常治:ハレンチさんや! ほんで お前は あばずれさんや もう!

ということで、喜美子が八郎の部屋に行って「結婚の話はもうええ、ほんまに帰ってええのん? もう会えんかもしれへんで!帰りたくない。帰さんといて」。

華丸師匠曰く「ゴール前のパス回しがすごいですね。なかなか決めない。バスケなら相手ゴールになっています シュートを決めないから」。

まさにその通りと納得の月曜日、今週も頑張ってまいりましょう。参考までに、本日の回はこれまでの放送の中で一番セリフが多い回になった模様です。

スカーレット(61話12月9日)セリフ

●川原家から設樂の町に下る坂道

八郎:抱き寄せてもええですか?

喜美子:あかん!

八郎:何で?

喜美子:泣くわ!

八郎:何で!

喜美子:好きやから!

八郎:アハッ…。

(喜美子を抱き寄せる八郎)

喜美子:えっ…。

常治:おんどりゃ~!何してんじゃあ!

喜美子:お父ちゃん!

八郎:お父ちゃん?

喜美子:あ~!

八郎:ああっ…。

喜美子:何すんの!

常治:来い! 来い!

八郎:お父さん? お父さん…。

喜美子:お父ちゃん 放して!

常治:やかましい! …もう!

喜美子:話聞いてや!

●川原家

喜美子:もう放して! もう お父ちゃん! 分かった もう分かった…。

常治:何が分かったや! ほんまにもう! 

マツ:どないしたん!?

常治:どこの馬の骨か分からんやつと こいつは…。お前 世が世やったら お前 切腹もんや! もう! 

マツ:何があったん?

常治:どついてきたった…。

マツ:ど… どついた…?

喜美子:お父ちゃん 話 聞いて下さい。

常治:はあ?

喜美子:きちんと紹介させて下さい。十代田さん いいます。十代田八郎さん いいます。

常治:どこのハレンチさんや。

喜美子:八郎さんです。

常治:ハレンチさんや! ほんで お前は あばずれさんや もう!

マツ:あ… 話 聞いたげたら?

常治:ハレンチさんの話は受け付けまへん。あっ お前 ほら お見合い大作戦行く言うとった 午後からや 行け行け…。

喜美子:それは…。

常治:ほら 参加する…!

マツ:今は そんな場合や…。

常治:お前かて言うてたやないか ええ? 照ちゃんみたいに あの… 孫の顔見せてくれる日が喜美子にもいつか来るんかなあ言うて。さあ さっさと結婚してほしいわあ言うて 言うてたやろ お前?

マツ:そこまでは言うてないよ。

喜美子:結婚 考えてます。

マツ:結婚!? そういう話が出てんの!? 十代田さんと。いつの間に?

喜美子:もともと そういうお人や。おつきあいの先に結婚を考えてはる。そういう… そういう誠実なお人や。

マツ:そう…!

喜美子:十代田さんは丸熊陶業の社員さんで うち 陶芸教えてもろてるんです。

常治:また…陶芸て… え… 絵付けの次は 陶芸か お前。

喜美子:ほんで 十代田さんは…陶芸家になりたいいう夢を持ってはります。陶芸と真剣に向き合てる。その姿を見て うちは… うちは あの人と一緒になりたいです。

常治:き… 喜美子。

喜美子:はい。

常治:お前は…絵付けの仕事をして ここで一生を終えなさい。

喜美子:え…。

常治:ああ 結婚はせんでええ。と…陶芸もせんでええ。結婚せえへん言うたった こいつ。

喜美子:お父ちゃん。

常治:そや… そうやって お父ちゃん お父ちゃん言うて お前 ずっとお前 かわいらしい娘のまんま ここのおったらええねえ。なっ? ほら 3歳の時みたいに お父たん お父たん…何か… そういう感じで ちょっと頼むわ ひとつ。

マツ:また 訳分からんことを…。

常治:分からん でも自分でも分からへんねん もうな 分かってんのはな もう嫌やいうこっちゃ! もう…。何があの人と一緒になりたいや もう… あか~ん! アホ!

百合子:お姉ちゃん。

●十代田八郎の部屋

八郎:次郎?

信作:ああ 大阪から越してきた その日に… あ… ちょちょ…。次郎いうんをやっつけたんや。次郎ってのは 当時 こんな こんなでっかいやつで そいつを平気な顔してやっつけよった 9歳の喜美子や。

八郎:何で布団敷いてんの?

信作:お前 ケガしたやんけ。

八郎:布団敷くほどのことやない…。

信作:聞けぇ! ここ座れ ここ。

八郎:えっ。ちょっと…優しく 優しく。

信作:9歳の… 9歳の喜美子の話 してやってんねやんけ。

八郎:はい はい。

信作:ほんでな 父親同士が仲ええのもあるけど 喜美子は会った瞬間に垣根を越えてきた。

八郎:垣根?

信作:ああ。

信作:俺は今でこそ こういう「お見合い大作戦やるで!」言うような上向きのええ男やけどな。ええ男やけどな。

八郎:2回言わんでも。

信作:子どもの頃は何ちゅうか… あ~ こんなんや…。右から左にアリが行くんを じ~っと見てるような子やってん。

八郎:いじめられてたん?

信作:そや! はっきり言うな! でも喜美子は 喜美子ってやつは そういうの気にしよらへん。垣根を越えて ペラペラペラペラ話しかけてきよった。不思議なもんでな 俺も懐いてしもて…。そっから ずっと腐れ縁ちゅうこっちゃ。

八郎:僕もそこにおったら話しかけてたよ。あ… いや… 一緒にアリが行くんを見てたかもしれん。

信作:おう お前はな。お前は黙って 一緒にアリを見れくれる方やな。右から左にじ~っと。

八郎:そんな子どもが何で上向きのええ男になったん。何で 上向きのええ男になったん。

信作:2回言うてくれた~。

八郎:信作が子どもの頃の話すんの 初めてやさかい。

信作:まあ 話すほどのことでもないけどな。俺 おばあちゃん子やってん。亡くなったんを俺が見つけたんや… それで死生観変わった。アリ見てんのもええけど 空も見上げようかいうて。せっかく生きてんねやったら 上も見たろう思たんや。

八郎:そうか…。

信作:ええか 今から来るよるからな。

八郎:はっ?

信作:百合子に言うといたさけ。

八郎:いやいや 来ても 上がってもらわれへんで?

信作:何で?

八郎:あかん あかん あかん! 男の1人暮らしの部屋に そんなん…。

信作:あ~ はいはい はいはい。

八郎:ちょっ ちょっ ちょっ ねえ。何で… な… 何で 寝んの?

信作:しんどそうにしとけ。

八郎:何で寝んの!? えっ? 苦しい言うてる…。

信作:苦しめ苦しめ もっと。

八郎:何でやねん もう ちょっと…。

信作:ええ具合に苦しんどけ…。

八郎:一回外そう これ もう… ほんまに。痛い痛い痛い…! 痛い痛い痛い! 何でたたいて…。

信作:アホ! アッハッハ。

八郎:何やねん もう…!

(ノック)

喜美子:うち。

信作:はいよ~。おう 来たか。

喜美子:百合子から聞いた。

信作:おう 上がれや。

八郎:あかん あかん あかん あかん あかん! 

信作:まだ言うとるわ。

八郎:嫁入り前や 男の1人暮らしの部屋に 上げるやなんて あかん。

信作:お前は どの口が言うてんねん!

八郎:あ~あ! ああ!

信作:お前も なに しおらしい顔してんねん。はよ入れって。

喜美子:お邪魔します。

八郎:ああ ああ… もう!

信作:なに 布団と戯れてんねん アホなん。

八郎:信作がやったんやないか…。

信作:ええから寝とけ言うてるやろ。おう 喜美子。こいつな 足ひねってしもたみたいやねん。
喜美子:えっ…。

信作:大変やったな えらい目に遭うたで。そやから交代な。看病したってくれ。俺 もう行かなあかんから。大事なお見合い大作戦が始まってまうさけ。

喜美子:ごめんな?

信作:ごめんな? まあ盛り上がるように祈っといてくれや。ほな。 

喜美子:ありがとう ごめんな。

信作:いつからなん? ハチと。照子 知ってんのけ? 俺から言うていい?

喜美子:言わんでええ。

信作:何でやねん 言わしてえや。

喜美子:言わんでええ。

信作:言いたい 言いたい 言いたい!

喜美子:いい いい。もう行け 行け…。

信作:言いふらしたいねん!

喜美子:行け行け もう。はいはいはい さいなら。

信作:おう 喜美子 よかったな 俺もうれしいで。おじさんもな さっきは いきなりでカッとなっただけや。これで 2人が結婚いうことになったら お前 おじさん大喜びや 結婚大歓迎やでぇ。

●川原家

常治:許さんわ 絶対 許さんわ!

●十代田八郎の部屋

信作:ええ話やなあ。ヘッヘッヘッ。フゥ~!

喜美子:あの…。

八郎:あの…。あっ 痛たたた…。

喜美子:あ…大丈夫ですか?

八郎:うん 大丈夫。平気です…。

喜美子:あの… うちの父がいきなり失礼なこと… すいませんでした。

八郎:いや そんな… 僕の方こそ… ああ! 痛たた…。

喜美子:大丈夫!? ちょっと見せてみぃ?

八郎:ああ ああ…。平気です。大丈夫。

喜美子:ひねったん?

八郎:くじいた…。

喜美子:お父ちゃんにやられた時?

八郎:そのあと…。

喜美子:そのあと?

八郎:川原さんがお父さんに連れていかれて そのあと 立ち上がって こうやったら…。

喜美子:何で こうやんの?

八郎:追いかけよう思て。お父さんに頭下げなあかん思て ほんで立ち上がって追いかけようとしたら くじいてしもうた…。それでも追いかけようとしたら信作が行くな言うて…。こういう時 すぐには行かん方がええって。せやけど 改めて頭下げに行きます。心配せんでええよ? 僕からお父さんにはきちんと…。

喜美子:ええ ええ。ええです。

八郎:いや ええことないやろ 僕は真面目な気持ちで川原さんのこと…。

喜美子:いや 結婚のことはええから。

八郎:えっ?

喜美子:今は その…。

八郎:どういうことです?

喜美子:足! 足 冷やした方がええんちゃう? 何か冷やすもん…。え~。これ うちの…。

八郎:結婚は… 今は? 考えられへんいうこと?

喜美子:これ うちの! うちの絵ぇやん。こっちは?

八郎:聞いてるんですけど。

喜美子:うちも聞いてんねんけど。

八郎:深野先生が描いてくれはったんです。僕のために。

喜美子:そんなん知らん! 初耳や!

八郎:川原さん!

喜美子:こんなん恥ずかしい! 知らんかった!恥ずかしい。

八郎:恥ずかしいことないよ! いい絵や! 答えて下さい。信作はこれで2人が結婚いうことになったら お父さんは大喜びや言うてたやないですか。川原さんは そやないのん?

喜美子:もうええやん 結婚は。

八郎:運動 苦手やから?

喜美子:えっ。

八郎:鈍くさいの分かったからですか?

喜美子:何言うてんの?

八郎:何で 結婚はええなんて言うんです!

喜美子:足 冷やそ? 何か 手拭いか何か ぬらすもん…。

八郎:自分でやります。あの… 帰って下さい。

喜美子:えっ…。

八郎:ここは丸熊陶業が借りてくれてるお部屋です。嫁入り前の娘さんが…。

喜美子:また そんなこと言う! ほんまに帰ってええのん? もう会えんかもしれへんで!

八郎:何で会えん!? ひょっとして… お父さん? お父さんか。ほんまは何て言われたん?

喜美子:帰りたくない。帰さんといて。

(つづく)

●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。

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