スカーレット第22週のネタバレあらすじ。白血病で余命宣告される武志

天目茶碗朝ドラ

第22週の朝ドラ「スカーレット」は、時が流れて平成2年(1990年)、喜美子52歳、八郎54歳、武志が29歳という設定でスタート。

物語は信楽窯業研究所での研修が終わり、喜美子の「かわはら工房」で作陶に没頭する武志と喜美子の姿から。

ちなみに、朝ドラ史での平成2年(1990年)では、「半分、青い。」の律が、センター試験当日、受験票が入ったファイルを鈴愛と取り違えてしまい、京大受験を断念せざるをえなくなるという悲劇がありました。

※2018年5月7日の放送でした。

半分、青い。(5月7日31話)ファイル入れ代わり事件の犯人はフランソワで西北大学
ファイル入れ代わり事件の犯人は亀のフランソワだと決めつける律と菜生とブッチャー。フランソワに弁明の機会はないのか?

そしてこの「スカーレット」でも、より深刻な悲劇が始まろうとしております。武志が慢性骨髄性白血病と診断され、余命宣告を受けるという展開。心してお読みください。

スカーレット第22週のネタバレあらすじ

掛井武蔵丸先生の下で釉薬を学んだ武志は、もっかのところ天目釉に夢中。天目釉とは、鉄を多く含んだ黒色の釉薬のこと。

その天目釉を使った天目茶碗を作っては喜美子に見せる武志であったが、その出来栄えに納得できず、ため息まじりの日々。

参考までに、こちらが天目茶碗になります。

天目茶碗
ケイちゃんさんによる写真ACからの写真

そんな作陶に励む母子を見守る八郎は、すでに陶芸家を辞めていて、2人をバックアップする日々。

武志の29歳の誕生日の日に、仕事の合間に喜美子が武志に語りかけた。来年の春、信楽で開催される世界陶芸祭のことを知っているかと。

喜美子はその陶芸祭に穴窯で作った大壺を出品すると言うと、武志も負けじと天目茶碗を出品すると。

2人は一緒に世界陶芸祭に向けて切磋琢磨することを誓い合ったのだが…。

その数日後、作陶中に腰の辺りに異変を感じた武志が工房で倒れ込んでしまったのだ。

すぐさま駆け寄った八郎が、武志の体を抱きかかえると、ものすごい高熱があることが判り、すぐに病院に運び込まれる武志。

病院では、すぐに腰周りのレントゲンを撮り、血液検査を受けて、とりあえず検査結果が分かるまの緊急対応として解熱剤を処方される武志。

その日は入院することなく家に帰ることができたのだが、翌日になっても熱が下がらず、心配する喜美子と八郎。

そこに休日にも関わらず病院から緊急の電話が入り、血液検査で異常が見つかったので、明日、すぐに入院してほしいとのこと。

翌日、家族3人で向かった病院では、武志を1人病室に残し、喜美子と八郎が武志の担当医となった大崎茂義医師(稲垣吾郎)から武志の病気の説明を受けるのだった。

川原武志くんの病気は、慢性骨髄性白血病です。現代の医療技術では、2年ぐらいの命です。

武志の余命宣告という衝撃的な事実を聞かされた喜美子はその場で失神してしまうのだった。

そして、ようやく目を覚ました時に、改めて大崎茂義医師から武志くんのために頑張りましょう、自分たちも全力で治療しますという言葉を聞き、我に返る喜美子。

この事実を武志にどう伝えるべきか…。もし事実を伝えなかったら治療の度に嘘を重ねることになり、武志も不安になるだろう。

武志も自分も、そして大崎先生たちと一丸になって病魔と闘うしかない、喜美子は武志に真実を話すことに迷いはなったのである。

そして、八郎にお願するよりも自分が伝えるべきだと覚悟を決めた喜美子。

一方、八郎も武志に伝えなければいけないと考え、大崎医師に白血病のことを教えてもらっていた。

この慢性骨髄性白血病は、血液型の合った人間から骨髄移植するしか助かる方法がないと。そして、万が一、血液型の合った人間が見つからなかった場合には、死を迎えざる負えないと。

八郎は、気を失っていた喜美子のベットの横に座り、大崎医師に聞いたことすべてを話した。悲しんでる場合じゃない、武志と血液型の合った人間を見つけなくては…。

武志を病院に残し、家に戻った喜美子はすぐに土を煉った。なぜ武志なんだ!? なぜ…!

喜美子はありったけの涙を流し、そして翌日、武志に真実を伝えるために病院に行ったのである。

よう聞き。武志の病気は慢性骨髄性白血病や。

そうか…。

喜美子の言葉に力なく返事をする武志。実は入院してからも何の説明もなく、しかも体が言うことを聞かない現状から、武志は自ら医学書を手に取って、自分の病気のことを調べていたのだ。

そして、骨髄移植するしか助かる道がないことも知っていた武志に、喜美子は

お母ちゃんとお父ちゃん、武志で力を合わせて必死に訴えれば、きっと助けてくれる人がいてるから。諦めへんよ。

武志の目は、まっすぐに喜美子を見ていた。

川原武志が慢性骨髄性白血病に罹患したこと、骨髄移植するしか助かる方法がないことは、すぐに信楽の人々に知れ渡った。

そして骨髄液の提供者(ドナー)探しと入院費用を集める目的で「川原武志を救う会」が発足。

その活動がやがて大きなうねりとなって、「川原武志支援団体連絡協議会」が置かれることに。

「川原武志を救う会」と「川原武志支援団体連絡協議会」、この二つの団体は、武志のみならず、白血病に苦しむ患者やその家族のために「骨髄バンク」を作るきっかけとなり、世の中に大きく認知されるようになっていった。

喜美子もこれらの活動に参加することはもちろんこと、「母子作陶展」を開催して「骨髄バンク」の必要性を世の中に訴えかけていた。

「母子作陶展」で展示された喜美子の大きな壺は、世間の注目を浴びて、全国から武志のために数千人のドナーが登録されるのだったが…。

武志に合う血液型のドナーは見つかることはなかったのである。

しかしながら、この「骨髄バンク」設立の動きは、全国規模の活動となっていて、ついには「骨髄バンクと患者を結ぶ会」が結成されるのだった。

そして、その「骨髄バンクと患者を結ぶ会」の会長に武志を推す声が広がり、武志はそれを快諾するのだった。

僕の命がなくなっても、一人でも多くの白血病患者が救われるのなら僕は会長をする。ドナー登録数万人あったら、たくさんの若い命が助かるやろ。

武志は入退院を繰り返しながら、天目茶碗を作り続けた。それを喜美子が穴窯で焼き上げる母子の合わせ技。

そして、出来上がった武志の天目茶碗と、喜美子の作った大壺を並べて、

命の茶碗…。

武志の生きたいという意思が詰まった茶碗だと喜美子は思ったのである。

(第22週につづく)

※ここからは史実です。

平成3年(1991年))5月14日に起きた信楽高原鉄道事故。このことが次週23週に出てきます。

「世界陶芸祭セラミックワールドしがらき’91」が平成3年の4月20日から開催されており、22週で喜美子が「世界陶芸祭」と言っていたのは、この「世界陶芸祭」のことかと。

この「世界陶芸祭」の来場者を中心に42名が死亡、614名が重軽傷を負った大惨事でした。改めて犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします。

スカーレットのネタバレあらすじを最終回まで!出演者キャスト一覧有り

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