「エール」(30話5月8日)喫茶店「バンブー」の裏の家で結婚生活が始まる

朝ドラ

朝ドラ「エール」第30話、裕一「母さんは僕の幸せ願って「無理」って言ってくれてんだよね。音さんはね 僕の幸せ願って「やれる大丈夫だ」って言ってくれる。幸せ願ってくれる思い 一緒だ。だったら…僕は音さんに賭けます。ごめん」。

権藤家の次の跡取りを作るためだけに自分が求められていると知った裕一は、家族を捨てて東京に行くことを決意。

そして、喫茶店「バンブー」の裏の家で、音と新婚生活を始めるのだった…、というところから次週が始まるのですが…。

収録のストックが6月末までしかないと言われている中、放送中断の声も聞こえ始めていますが、個人的には福島・豊橋編が終わった本日のこの回で中断した方が切りが良くていいかなと。

9月末までは過去作品の再放送、10月から「エール」の放送再開で来年3月末まで放送。こんなことを妄想する5月8日でした。

エール(30話5月8日)セリフ

●川俣銀行・裕一の部屋

(雷鳴)

(回想)

茂兵衛:ほら。

裕一:ああ…ありがとうございます。

茂兵衛:舶来品だ! 返せよ。

(回想閉じ)

●川俣・権藤家

八重:逆に手間が省けてよかったじゃないか。留学取り消しになって 音楽に未練もなくなったようだし。恐慌さまさまだね…。

茂兵衛:ハハハハ。

八重:代替わりは早くおし。あの子は跡取りさえ作ってくれりゃいいんだから。

●川俣銀行・裕一の部屋

(ハーモニカ)

●福島「喜多一」

裕一:僕はこの家を出ます。

浩二:兄ちゃん やめろって。やめろって! なっ 東京さ 行くんだろ? なあ そうなんだろう?

裕一:離せって! ご…ごめん…大丈夫?

浩二:その優しさがうっとうしんだよ。兄さんが出てったらこの家 どうなっか分かってんだろ? なあ 答えろよ! ちょ… 待てって。母さん!

まさ:裕一 本気なの!? あなたには無理! ここにいて…そばにいて!

裕一:母さんは僕の幸せ願って「無理」って言ってくれてんだよね。音さんはね 僕の幸せ願って「やれる大丈夫だ」って言ってくれる。幸せ願ってくれる思い 一緒だ。だったら…僕は音さんに賭けます。ごめん。

及川:坊ちゃん… もう坊ちゃんじゃねえか。あんたにひと言言いたい。恵まれた家 優しい両親 約束された将来 親に売られた俺が求めても得れねえもんを あんた全て持ってる。なのにその上でまだ自分の夢とやらを欲しがってる。あんた強欲だよ。全部欲しがんじゃねえよ!

裕一:ありがとう。そうなんだ…僕ずっと自分が恵まれてることに気付いてなかった。感謝もしなかった。それ捨てないと自分の道 歩けないことに気付けなかった。これまでこの家支えて頂き 本当に…本当にありがとうございました!

●福島・駅近くの階段

(汽車の走行音)

(汽笛)

裕一:父さん…。

三郎:音さんを見送った。泣いてたぞ。

裕一:俺 東京行く。

三郎:そうか。これ 音さんの住所だ。もしもの時はって頼まれてた。頑張れよ。

裕一:ありがとう。いろいろ…ごめん。

三郎:気にすんな。俺が悪いんだ。俺は本当 何やっても駄目だけど おめえだけは自慢だ。必ず成功する。早くレコード聴かせてくれな。

裕一:俺…俺…家族 捨ててきた。

三郎:おめえが捨てたって 俺はおめえを捨てねえ。安心しろ。後のことは俺に任せておけ。ハハハハ…! 信用できねえか? ハハ。まっ そりゃそうだ。ともがぐ 俺みてえになんな。行け。

裕一:父さん…。ありがとう。

(抱擁)

●東京・街中

車の運転手:おい! ぼけっと歩いてるな!

裕一:すいません…。東京 怖いな…。

●東京・親戚の家の離れ

(子どもの遊ぶ声)

裕一:音さん。

音:裕一さん…。一緒に住む?

吟:ええ~っ!? 困る! だ…だって 新婚でしょう?

裕一:ああ…いや…。

吟:えっ?

裕一:でも…あっ…。

吟:音? 音…駄目よ。ねえ 待って…待って!

●東京・コロンブスレコード

契約を交わすためにレコード会社を訪ねました。

廿日市:1年3500円。結構なもんでしょう? まあ…僕の年収に比べれば少し落ちるんだけど。

裕一:ああ…。

廿日市:この意味 分かる?

裕一:あっ…はい。

廿日市:月に2曲は作曲してもらう。基本は毎日レコード会社に来て仕事なんだけど まあ それは適当でいいから。

裕一:はあ。

廿日市:このお金ね 言っちゃえば 君にお金貸してるのと同じなんだよ。

裕一:はあ。

廿日市:早くヒット曲出して 会社にお金返そうね。

裕一:はい。

廿日市:言ってる意味…分かるよね?

裕一:はい はい…。

廿日市:よし。じゃあ ここに住所と名前書いて。

裕一:いや~ヒット曲なんて書けっかな?

音:裕一さんなら大丈夫!

裕一:うん…。大丈夫かな~?

杉山:廿日市さん レコーディングが始まります。

廿日市:大御所だから使ってるけど つまんねえ曲だよな~。やめた! 行かない。

杉山:「つまらないから行かない」と伝えます。

廿日市:おい! おい ちょっと…ちょっと待て! 君はバカなのかな?

杉山:冗談です。

廿日市:分かりづらいよ。

杉山:新入りの作曲家は いかがでした?

廿日市:頼りねえな~。まっ 木枯とあいつ どっちかは一年でクビだな。

杉山:小山田先生の推薦ですが。

廿日市:そう それ。それが謎なのよ。

●喫茶店「バンブー」

新居探しは音の音楽学校の近くで始めました。しかし なかなかいい物件が見つかりませんでした。

音:うん? 喫茶店? 

裕一:バ…バンブー?

「竹取物語」の「竹」ですから 入らないわけにはいきません。

保:いらっしゃいませ~。

恵:お好きな席へ どうぞ。ご注文は何にいたしましょう?

裕一:あっ コーヒーで。

音:私 ミルクティーで。

恵:かしこまりました。コーヒーとミルクティーですね。

保:はいよ~。

裕一:いや~疲れたね。どうする?明日にする?

音:うん。でも お姉ちゃんが あのあとも…。

回想・吟:絶対いかんからね。嫁入り前に…わ…若い男の人と 床を共にするなんて。

裕一:じゃ…じゃあ 僕 どこで寝ればいいの?

音:庭で寝ろって。

裕一:吟さん 優しそうなのに 結構きついね。

音:真面目なの。どっかないかな~?

恵:あるわよ。裏の家。

●喫茶店「バンブー」の裏の家

不動産屋:どうぞ。

裕一:お邪魔します。

音:お邪魔します。

裕一:広いな~!

音:うん!

裕一:はあ~…あっ! こっちは台所だ~。

音:フフッ ちゃんと使い切れるかな?

裕一:ハハハ…。あっ… ここ寝室かな?

音:そうね! うわ~! ここは… 仕事部屋ね。

裕一:うん! この広さなら…ピアノ置けっかな~?

裕一:いいよね。

音:うん。いい。ここにする?

裕一:予算 少し超えてっけど。

音:なら やめる?

裕一:う~ん…ここだ! うん。ここにしよう!

音:裏の喫茶店の名前もいいしね。

裕一:「バンブー」っていいよね!

音:最高だね。

裕一:うん。

音:ずっとこうしていたい。

裕一:うん…僕も。

こうして2人の結婚生活が始まりました。全ての人に歓迎されたわけではなく 結婚式もありませんでしたが幸せでした。

不動産屋:あの~…いかがいたしましょう? お借りになりますか?

2人:はい!

(つづく)

●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。

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