「エール」(5話4月3日)得意なもんが見つかればしがみつけ。必ず道は開く。

朝ドラ

朝ドラ「エール」第5話、裕一の音楽の才能のことを三郎まさ夫婦に報告しにやってきた藤堂先生。

裕一君には 類いまれな音楽の才能があります。間違いありません。蓄音機はすばらしい買い物でした。

裕一本人も帰ってきて…、

古山 前に聞いたのよな?得意なものは何かって。見つかったんじゃないか?人より ほんの少し努力するのがつらくなくて ほんの少し簡単にできること それがお前の得意なもんだ。それが見つかれば しがみつけ。必ず道は開く。

そうそう、明けない夜は無いのです。必ず道は開くと信じて、今日も明日も落ち着いて生活していくましょう。

エール(5話4月3日)セリフ

●呉服屋「喜多一」店内

桑田:おっ! お客さんかな? いらっしゃ…。

三郎:バカ。あの恰好。うちの絹買う人間に見えっか?

桑田:ああ…。

三郎:おおかた 怪しいもん売りに来た輩だ。

桑田:ああ…。

三郎:俺が追っ払ってやっから。

藤堂:あの~…。

三郎:高いよ~うちは。

藤堂:えっ?

三郎:そちらの手が出るようなもんは置いでねえがら…。よそ行って…よそさ…。

藤堂:古山裕一君の家は こちらで間違いないですか?

三郎:誰? あんた。

●呉服屋「喜多一」居間

まさ:この人 おっちょこちゃいなんです。

三郎:人を見かけで判断しちゃいけねえな。

まさ:バカ! それが失礼なの。

三郎:あ~そうか。

まさ:あの…あの子 まだ帰ってきてないのですが。

藤堂:いえ いなくても。ともかく ご両親に伝えたくて。裕一君の才能についてです。

三郎:才能? あっ…何だ てっきり言葉のことかと。

藤堂:いつごろから あるのですか?

まさ:弟の浩二が生まれた日に この人が買ってきたんです。裕一が生まれた時には 使いもしないレジスター買ってきて…。

回想三郎:これで商売頑張っぞ!いてっ! いててて いてて…。

まさ:毎度毎度 お産の最中に…意味が分かりません。

藤堂:いや…すばらしい行いでした お父さん。

2人:へっ?

藤堂:裕一君には 類いまれな音楽の才能があります。間違いありません。蓄音機はすばらしい買い物でした。

三郎:へ…へえ~ そ…そうですか! ほれみろ! 意味分からねえとか言いやがって。あっ 先生 一曲どうですか? 何がいいです?

藤堂:あっ…。

三郎:浪曲? 民謡? 西洋音楽もありますよ。

裕一:ただいま!

三郎:おっ お帰り。

まさ:お帰り。

裕一:あっ あれ? せ…先生 どうしたの?

藤堂:古山 前に聞いたのよな? 得意なものは何かって。

裕一:はい。

藤堂:見つかったんじゃないか?

裕一:えっ?

藤堂:人より ほんの少し努力するのがつらくなくて ほんの少し簡単にできること それがお前の得意なもんだ。それが見つかれば しがみつけ。必ず道は開く。

裕一:はい!

まさ:あなた?

三郎:うれしいもんだな。初めてだな あいづが褒められたの。飲むか? 今夜は。

まさ:はい。

●福島信夫小学校・教室

裕一の学校生活は一変しました。

裕一:よし…。

オルガン:♪「ながるるみづは」

裕一の才能は 学校中のうわさとなり 放課後には自分の詩に曲をつけてくれと生徒が集まるようになりました。調子に乗った…いや 気分の乗った裕一は藤堂先生の勧めでハーモニカ部にも入りました。

●帰り道の林の中

裕一:君…いつも突然いるね。

久志:存在感はあるのに気配を消すのは得意なんだ。伝わらないならいいや。君 気をつけろよ。急に人気者になったからな 妬むやつはいるぜ。俺には分かる。俺もいろいろ妬まれてきたから。

裕一:家柄とか…お…お金持ちのこととか?

久志:家のことばかりじゃない。俺自身もさ。

裕一:えっ? 君の何を?

久志:伝わらないなら いい。

男:ふざんじゃねえ!

(殴る音)

男:この前 おめえから買った魚 腐ってたぞ!

鉄男:すいません。

女:ちょっと やめなって!

男:んっ! 父っつぁんに よ~く言っとけ。今度 あんなもん売りやがったら ただじゃおかねえって!

女:子ども相手に…もういいじゃねえか! ほら…。

男:んっ…分かってる!

裕一:やあ。

鉄男:典男 行くぞ。

典男:うん。

久志:「やあ」は まずいんじゃね?

裕一:つ…つい…。

久志:あれ? それ大将の? 彼 学校やめるってうわさだ。

裕一:えっ? これ どうしよう。

久志:きっと 大事な本だよ。

裕一:そうだ…き… 君 返しといてくんない?

●呉服屋「喜多一」店内

三郎:いや~最近 来ねえな。何やってんだべな あの野郎。

大河原:えっ 魚治ですか?

三郎:ああ。

大河原:まあ もともと やる気ねえからな あそこは。それより旦那さん ちっといいですか?

三郎:うん。

第一次世界大戦も終わり 各国が国力を回復するにつれ 日本は急激な不況に襲われていました。

大河原:あっという間に半値以下。これでは工場潰れても当たり前です。

(ため息)

大河原:とりあえず うちも当座 これ しのがないと。

三郎:天下の喜多一が借金しろっつうのか!?

大河原:いやいや…だって貸してくれっとこがあっかどうかも…。

三郎:おめえらは心配すんな!なんとかする!

三郎:(銀行員に対して)何で分かんねえんだ こんだけ言ってんのに! おめえ それでも人間か!? お願えします! このとおりだ。喜多一を…喜多一を救って下せえ。頼むから!

大河原:駄目だったか…。

桑田:旦那も珍しく頑張ったんすがね…。

大河原:3代100年続いた喜多一も いよいよ終わりか。

及川:えっ…そんな まずいんですか?

●呉服屋「喜多一」応接室

三郎:お義兄さんに融資を頼もうと思う。

まさ:そう…。それしか もう…手はないの?

三郎:すまねえ…。

まさ:頼むのなら その前に あなたにお伝えしとかなければいけないことがあります。裕一と浩二に関することです。

●吹島商店街

裕一:いいの?

三郎:ああ。好きなだけ買え。楽譜の1枚や2枚。

裕一:ありがとう!でも どうして?

三郎:いいんだよ。男は買う時は買うんだ。パ~っと。

裕一:やった~!

三郎:ハハハ…。

妹尾楽譜は竹下夢二の表紙も相まって音楽家垂涎の楽譜でした。とても高価な買い物だったのです。

三郎:裕一 先に帰れ。

裕一:えっ? どっか行ぐの?

三郎:うん。ちっと一杯引っ掛けてくる。なっ?

裕一:分かった。

三郎:ああ。

太郎:何かいいもん 買ってもらったみてえだな。見せろよ。よこせ!

史郎:待て!

太郎:よこせ! 待て!

史郎:裕一… 待て~!

太郎:よこせ! よこせ!

裕一:返せ!

太郎:何回言ったら分かんだ。音楽なんて おなごのするもんだ。

裕一:か…返せ!

太郎:「か…返せ!」

(笑い声)

太郎:今日は威勢がいいな。おっ やんのが? 来いよ 早く来いよ。

裕一:おりゃ~!

太郎:おりゃ!

裕一:うっ…。

太郎:ハハハ!

太郎:いいが? もう学校で曲作るのはなしだ。

裕一:嫌だ! 返せ!

太郎:そがに これだ大事か? なら こうして…。

鉄男:やめろ。

太郎:で…でも…こいつ…。調子に乗ってて…懲らしめねえと…。

鉄男:帰れ。

太郎:はい…。行くぞ。

史郎:うん。

裕一:どうして?

鉄男:初めて本気で声出したな。

裕一:えっ?

鉄男:勘違いすんな。その声に免じて 助けてやっただけだ。

●魚屋「魚治」前

裕一:た…確か…この辺…。

善治:ふざけんなよ!

(殴る音)

善治:親に口答えなんか 100年早えわ! もっと稼げ! 稼ぐまで買帰ってくんな!

魚治さんの見たこともない顔でした。

(つづく)

●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。

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